竜宮小の美人さんはみんなから愛されてます！ (ページ7)

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第6話六年寝太郎ページ7

ボル「あれ？あそこにいる奴始めてみるな」

A「本当ですね、転校生でしょうか？」

むす「いや、彼は1年生の時から竜宮小の生徒です！」

スウ「見たことないけどな～」

むす「今日が初登校ですから！」

名作「6年生にして初登校？！」

むす「彼は、三年寝太郎に憧れている六年寝太郎くんです！」

名作「六年！？入学してからずっと今まで寝てたんだ！？」

ボル「なんで進級できたんだこいつ！？」

A「でもなんかまた寝てますよ？」

名作「確かに…あっ、でも目は空いてるよ！起きてるんだ！」

六年「おはよう…」

ボル「しかし、声はまだ起きていない！！」

六年「僕の名前は六年寝太郎、仲良くしてね……」

名作「…なんて？！」

ラッ「さあ、この問題がわかる人」

むす「いきなり6年生の授業なんてついていけるんですかね？」

名作「三年寝太郎は三年の眠りから覚めたあと、村を救う大活躍をしたんだ、きっと彼も凄い力を秘めてるはず…」

六年「問題以前に平仮名が読めない…」

名作「ダメだったか！！」

六年「こうなったら…寝よう。」

ノキ「また寝る気だ！」

寝太郎「な、何故だ、全然寝れない…」

むす「六年寝たからだよ！」

六年「イトミミズが1匹、イトミミズが2匹…」

名作「せめて数えるのは羊にしろ！」

ラッ「ん？どうしたワン、六年寝太郎」

六年「ちょっと寝れないんで保健室にいってもいいですか」

ボル「寝るな!」

ラッ「もし君が本当に眠たいのなら保健室に行かずに、ここでしっかり先生の話を聞くべきだワン、なぜかって？それが一番眠くなれるからだ…ワン」

名作「唐突なメカジョーク！？さあ、寝太郎くんは…？」

六年「ｽｰﾝ」

名作「余りのつまらなさに目が覚めている！」

名作「よーし、寝太郎くん一緒に遊ぼうよ！」

ノキ「校庭でみんなでドッチボールしようぜ！」

六年「ごめん、僕寝起きだから…」

ノキ「そ、そうか…」

名作「六年寝てたらこの時間でも寝起きなんだなぁ…」

六年「寝起きでボールのぶつけ合いは無理、吐く。」

ボル「じゃあノートに迷路でも描くか？」

六年「寝起きで迷路見たら吐いちゃうよ」

ボル「これもダメか！！！」