黒歴史 ページ9
「あー......駄目だ既に頭痛ぇ」
「えー、弓ちゃんつまんないのー」
「お前らほどほどにしろよ.......」
Aに飽きられてんぞ、と言いながら麦茶の入ったコップを煽る盾一郎。
Aはそんな三人の様子を見て苦笑いしながら、吊戯達に水を渡した。
「皆さん飲み過ぎは体に悪いですよ......」
「Aは一杯で止めたもんな」
「あんまり飲むと、二日酔いが酷いので」
「聞いたか？お前らより年下なのに、お前らより大人な発言」
もはや吊戯達は聞いてもいないのだが、不意に弓影が二日酔いが酷いと言えば、と話し始めた。
「吊戯は四日酔いってのがあったな」
「よっ......！？」
「あー、あれは酷かったねぇ」
「仕様がないからやりたくもないが、俺が口に手ぇ突っ込んで吐かせたぞ」
「あの時はありがとう」
「因みに固形物一切ナシな」
「うわぁ.......」
Aの大きい反応に、吊戯は笑って、
「はっは！でもそういうAちゃんだって、オレらがガキの頃、『吊戯お兄ちゃんと結婚する！』って良く言ってた「うわぁああああああああ！！？」」
「あー、あったなそんなこと」
慌てるAの隣で、盾一郎はうんうんと頷いていた。
「何で覚えてるんですか！？」
「....で、弓のやらかしたことは、間違えて吊戯のカップ使ったことな」
「え、オレ初耳なんだけど」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 21人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「短編集」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
眠星 - サイズの話、胸のことだと。苺でしたかー。びっくりしました。 (2018年9月29日 12時) (
レス) id: 4641a1e46e (このIDを非表示/違反報告)
蓮 - おお、マジかｗｗ！続き楽しみにしてるよん♪ (2015年3月18日 20時) (レス) id: 696211df18 (このIDを非表示/違反報告)
めいぷる(プロフ) - 蓮さん» というより、そんなこと知らず書いていた......！いい勉なりました。m(__)m (2015年3月17日 20時) (レス) id: 5b1b061c90 (このIDを非表示/違反報告)
めいぷる(プロフ) - 蓮さん» あははははははっ★★★((いや多分違う、かな？多分。（やたらに多分を強調する） (2015年3月17日 20時) (レス) id: 5b1b061c90 (このIDを非表示/違反報告)
蓮 - 私が知ってる知識で男性が女性に服贈るのは、その人のその服を脱がせたいから。というのがあったけど…まさか吊ちゃん！！ (2015年3月17日 15時) (レス) id: 696211df18 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：めいぷる@すいーとりー | 作成日時：2015年1月26日 20時
