ヒメゴト ページ17
吊戯side
とある病院の一室。
点滴を繋いで、昏睡状態で眠るAちゃん。
その傍で盾ちゃん、弓ちゃんと共にAちゃんがどんな容態なのか説明する、医師の話を聞いていた。
「腹部の深い刺し傷以外には特に異常はないですよ。今は眠っているけど明日くらいには目が覚めるでしょう」
老紳士の様なゆったりとした物腰のお陰で、自分を保っていられた。
「けど、凶器があり得ない形をしてるせいで縫うのは難しいかも知れませんねぇ」
ぎゅ、と拳に力が入る。
それを見たのか見てないのか、先生は微笑んで、
「まぁ、刺された所は大きいけどね、私と違って若いからすぐによくなりますよ」
と肩を揺らして笑っていた。
先生がは護師と部屋を出ていく際、くるりと振り返った。
「あぁそうだ。えー.....狼谷さん、彼女の恋人かな」
「！？え、あ、いや違います」
あまりの唐突さにびっくりした。
柄じゃないけど、後ろで笑いを押さえている弓ちゃんの足を踏んだ。
すると先生はまた笑って、
「一番深刻そうな顔をしていたからね。そうかと思って」
そう一礼すると、病室をゆっくりと出ていった。
「何なんだろ.....................って弓ちゃん煩い！」
「っく、あー面白ぇ。恋人だとよ、なぁ盾(大爆笑)」
「何故俺に振る.......まぁ良かったんじゃないのか？」
Aちゃんがオレだけに隠していること。
まぁ多分オレを傷付けたくなくて言っていないと思うけれど。
「............起きたら、聞いてみようかな」
そうぽつりと呟くと、盾ちゃん、弓ちゃんが頑張れとでも言うように軽く背中を叩いてくれた。
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眠星 - サイズの話、胸のことだと。苺でしたかー。びっくりしました。 (2018年9月29日 12時) (
レス) id: 4641a1e46e (このIDを非表示/違反報告)
蓮 - おお、マジかｗｗ！続き楽しみにしてるよん♪ (2015年3月18日 20時) (レス) id: 696211df18 (このIDを非表示/違反報告)
めいぷる(プロフ) - 蓮さん» というより、そんなこと知らず書いていた......！いい勉なりました。m(__)m (2015年3月17日 20時) (レス) id: 5b1b061c90 (このIDを非表示/違反報告)
めいぷる(プロフ) - 蓮さん» あははははははっ★★★((いや多分違う、かな？多分。（やたらに多分を強調する） (2015年3月17日 20時) (レス) id: 5b1b061c90 (このIDを非表示/違反報告)
蓮 - 私が知ってる知識で男性が女性に服贈るのは、その人のその服を脱がせたいから。というのがあったけど…まさか吊ちゃん！！ (2015年3月17日 15時) (レス) id: 696211df18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めいぷる@すいーとりー | 作成日時：2015年1月26日 20時
