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35 JN side ページ35
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Aが何を言ったかなんて安易に予想が付く
見た目に騙されるヤツが多いけど
キレた時のAは僕でも手に負えない
JK「あの…」
遠慮がちに声を発したのは
あれからずっとホソガに隠れていたジョングク
JK「実はAヒョン、、
その人にソクジンさんのこと聞かれて、」
「は？」
JK「あっ、え、えっと、」
JH「ジョングガ、大丈夫だから」
JK「はい…
その人、ソクジンさんを頼るか、って」
その言葉に眉間が僅かに動いた
JK「ヒョンが頼るつもりはないって答えたら
今度は顔を殴られてました」
この怒りは一体どこから来るんだ
襲われた理由が自分にあるから？
それともAが言った言葉？
JH「Aヒョンは今日も休み？」
「……いや、病院に寄ってから来るって、」
SG「あ？
診察は朝一だから、もうとっくに終わってるだろ」
先生の言葉にハッとして
ポケットからスマホを取り出した
「くそっ、電源切ってる！」
聞こえてくるのは無機質なアナウンス
念のため家にも掛けてみたけど
やっぱり出ない
JK「え…、もしかしてヒョン、」
「ホソガ！そいつの名前を教えろっ」
ホソガから名前を聞き出し
止める声も聞かずに保健室を飛び出した
．
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作者名：HEKi | 作成日時：2023年5月14日 23時
