【JN】恋人つなぎ（男主） (ページ33)

今日:35 hit、昨日:16 hit、合計:26,886 hit

33　JN side ページ33

．

「Aが襲われたのを見てたのか？」

JK「はい…」

保健室に着くなり、さっそく本題に

ジョングクはというと先生の存在が気になるのか

下を向いて視線を彷徨わせている

「先生はその時のこと知ってるから」

JK「あ、、そうなんですか…？」

顔を上げたジョングクに

先生は薄っすらと笑みを浮かべた

JK「僕、ヒョンより先に帰ったんですけど
部室に忘れ物して、すぐに引き返したんです」

安心したのか少しずつ話し始めた

JK「校舎に向かうのが見えて声を掛けようとしたら
後ろに居た男がいきなりバットで殴ったんです」

SG「バットね
テコンドーやってるヤツが
簡単にヒビなんて入るはずがないと思ったんだよ」

JK「えっ、ヒビ？！」

先生の言葉を聞いた2人は驚いていた

「それで？」

JK「え、あ…、そのまま体育館裏に連れて行かれて
少し話してたみたいですけど…」

「顔は？見た？」

JK「それが…暗かったんで確実かどうか、」

「言え」

SG「ジナ」

視線の先のジョングクは僅かに怯えた表情をしていた

自分でも抑えきれない感情が顔と言葉に出てしまったようで

遮るように先生が名前を呼んだ

JH「ここからは僕が話しますよ」

そう言ってホソガがジョングクの肩に手を置き

一歩前に出た

．