【JM】世界中を味方につけて 5（男主）

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ヒョンの身体を綺麗にして

ベッドに寝かせ


キッチンでひとり水を飲む







『焦った…』







予想以上の破壊力に

全く歯止めが効かなくて


ヒョンもいいって言ったけど


やっぱり無理をさせたみたいで


最終的に意識を飛ばした



慌てて動いた身体は

ちゃんと洗面所の場所を覚えてて



コップや歯ブラシ


クローゼットにある見慣れた服



部屋のあちこちに

ヒョン以外のものが置いてあって



関係を証明するもので溢れた部屋



凄く嬉しかった







JM「A」


『わ！ビックリしたぁ』







色々眺めていたら

後ろから抱きつかれて驚いた







JM「居なかったから」







夢かと思った

そう零して一層強く抱きついてくる







『ごめんなさい』







その腕をやんわり解いて

正面から抱き締め







『何か思い出せるかもと思って』







まだ立っているのも辛そうなヒョンを抱え

ソファへと移動する



俺が脱ぎ捨てた服を着て

下は履いてるかもだけど


よく見えない




これが、本当の彼シャツだな




なんて呑気なことを考えながら

ヒョンを見れば

言いにくそうに視線を彷徨わせてた







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