120 赤の女王の逆鱗 Part ７ ページ33
モブ寮生1「なぁ、聞いたか…？あの
ローズハート寮長に決闘を挑むやつがいるらしいぞ！」
モブ寮生2「あの寮長に？正気とは思えないな。5秒で首をはねられて終わりだろ。」
モブ寮生3「でも寮長就任以来、初の挑戦者だ！
久々の決闘、見に行こうぜ！」
ケイト「エースちゃんとデュースちゃんが、
寮長の座をかけて決闘を挑むって！？
マジで言ってんの！！」
トレイ「俺も止めたんだがな…」
ケイト「ったく、無謀なことするなぁ〜。
面倒なことにならないといいけど…」
トレイ「……あぁ。」
周りから色々な言葉が飛んでいる。
無謀だ、無茶だ。正気じゃない。と…
勿論、エース達が勝つことはほぼない。
その未来があったとしても、この後に起こる事は変わらないのだろう。
私はマジカルペンを両手でしっかりと握った。
リドル「恐れているのかい？」
「あ…リドル…」
リドル「僕が負けるわけないだろう？僕の実力は既に証明されている。君も分かってるだろう？」
「…そう、だよね。」
リドル「心配症だね。Aは。ちゃんと戻って来るよ。安心おし。じゃあ、僕は行ってくる。」
「わかった…頑張ってね。」
学園長「これよりハーツラビュル寮の寮長を
かけた決闘を行います！
挑戦者はエース・トラッポラ。
そしてデュース・スペード。
挑戦を受けるのは現寮長である
リドル・ローズハート。」
わぁぁっ！(周りの歓声)
学園長「では、決闘の掟に従い挑戦者のハンデである、魔法封じの首輪を外して下さい。」
カチャ…
エース「あー！やっと外れた！」
リドル「どうせまたすぐに付けられることに
なるんだ。束の間の開放感を味わうといい。
キミたちが僕に決闘を挑むと聞いて耳を疑ったよ。本気で言っているのかい？」
エース「あたりまえじゃん。」
デュース「冗談で決闘を挑んだりしません。」
リドル「フン、まぁいいや。
それじゃあ、さっさと始めよう。」
ケイト「リドルくん、今日の午後のお茶の準備はどうする？」
リドル「愚問だね。僕のお茶の時間は毎日
キッカリと16時とルールに決まっている。」
ケイト「でも、もう15時半をすぎてるけど…」
リドル「僕が遅刻をすると思うのか？
どうせすぐ決着がつく。そういうわけでボクには時間がない。1人ずつ相手をするのも面倒だ。
2人纏めてかかっておいで。」
ハーツラビュル寮生達「いいぞー！寮長ー！
軽く捻っちゃってくださーい！！」
トレイ「…………。」
「決闘が、ついに始まる…！」
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キッコーマン - 104話のハートの女王の法律は800条だと思います。急な指摘ごめんなさい。更新待ってます！ (7月20日 17時) (
レス) @page17 id: 49ee2062f1 (このIDを非表示/違反報告)
ちー - オバブロする所で更新停止かぁ…良いからところなのにぃ…うぅぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!! (2022年5月31日 23時) (レス) @page36 id: 260906d624 (このIDを非表示/違反報告)
悪紫 - ウワァァァカミサクヒンダァ…カミダ (2022年4月8日 16時) (レス) @page36 id: 7a0f02f114 (このIDを非表示/違反報告)
もっちり雪見アイスうさぎ(プロフ) - なっつぁんさん» ありがとうございます！色々立て込んで更新遅くなってますが、頑張ります！応援ありがとうございます！ (2021年6月14日 21時) (レス) id: 525c19a1b5 (このIDを非表示/違反報告)
なっつぁん - 面白すぎて一気読みしたゼ(・∀・ )ゞﾋﾟｼｯ更新待ってます！！ガンバレ〜！ (2021年6月6日 21時) (レス) id: 98a70de313 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もっちり雪見アイスうさぎ x他1人 | 作成日時：2020年9月12日 20時
