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『ただいま』
「ん、ただいま」
2人で一緒に家に入るが、いつものように秒で襲われることはなかった
「でさ、俺のこと許してくれる？」
『うん』
「じゃあ、今度は康二の番」
そう言ってソファに連行され、隣に座る
面と向かって話すよりマシやな
『ほな、話してええ？』
「うん、いつでも」
『……ふぅ』
俺は一呼吸置いて
声を出した
『俺、めめが好きや』
「うん」
『いつからかって聞かれたら分からんけど、いつの間にか目で追ってた』
「俺も」
『っ、』
震えとった俺の手に、めめの手が重ねられた
俺の気持ちバレとるんか？ ってくらい、不安が薄れていく
『でもな、やっぱり拒絶されんのも捨てられんのも怖くて
今まで言えへんかった』
「うん」
『俺 男でΩやし、めめの運命でもないし』
そんな俺に、めめの隣に立つんは相応しいんか？
そんな気持ちが募って
“ 恋人 ” と言う選択肢を自分で塞いでたんや
『せやけど今は、めめが好きやって言ってくれたから
それを信じたい』
後で傷ついたって構わへん
それくらい、離れられなくなっとるんや
『せやから、俺と…』
決め台詞を言うために、俺はめめの方を向く
もちろん、めめも俺の方を見てくれた
『俺と付き合___________ 』
言葉を紡ぎ終える前に、
俺はソファに押し倒された
「結婚しよ」
『えっ、』
「今すぐじゃなくていい、何年後でもいいから
俺に康二を独り占めさせて？」
順番をすっ飛ばした、めめ らしいプロポーズ
ほんま、俺を泣かせるプロやな
『あほ、もう独り占めされとるわ』
ずっと前から、俺はめめしか見とらんから
俺の中には、めめしか居らんから
「今、めっちゃキスしたい」
『してええよ』
「俺、止まんないよ？」
『好きにせえ』
俺は誘い込むように、その首に腕を巻きつけた
「手加減しないから」
『んっ、ぁ』
俺が焦がれてた甘い口付けを落とされ
体を抱き上げられた
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黄橙兄弟よりの箱推し(プロフ) - 完結おめでとうございます！BLというものにハマったばかりで知らない単語がたくさん出てくる中、勉強しながら読ませていただきました！スメシさんの小説により思いっきりBLへ沼りました…♡笑これからも沢山読ませていただきます！ありがとうございました！ (6月17日 14時) (
レス) @page43 id: e613bd49af (このIDを非表示/違反報告)
スメシ - あゆさん» コメントありがとうございます。完結できたのは、ご愛読してくださったお陰です。ありがとうございました！めめこじ厨の作者には嬉しすぎるお言葉です！ぜひ、次の機会がありましたら宜しくお願いします！ (2021年3月8日 21時) (レス) id: 2e3f726332 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - 完結おめでとうございます！！めめこじが大好きでドキドキしながら拝見してました。次回作もとても楽しみにしています！ (2021年3月8日 14時) (レス) id: 6ef3ec4d5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スメシ | 作成日時：2021年2月23日 9時
