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貴「おーい」
ﾐｶｻ「……」
貴「ミカサ？」
ﾐｶｻ「…」
貴「ミカサ！！」
どんなに呼びかけてもぼーっとしてるミカサにしびれを切らし肩を掴んで揺らすとハッとしたようにこちらを見た。
ﾐｶｻ「私…」
貴「あーうん、エレンもわかってたんだと思うよ。
図星つかれてちょっと落ち込んじゃっただけだって！…それよりさ、今回のエレンのことなんだけど」
ﾐｶｻ「…うん」
ミカサの最初から綺麗だった背筋がさらに伸びる。
貴「ああ、そんな真面目に聞いてもらわなくてもいいよ」
ミカサはふるふると首を振った。
ﾐｶｻ「Aの洞察力は…並じゃないから。私やエレン…アルミンにだって負けてない」
貴「ああなるほど…そうかもね」
顎を手で覆い考える素振りを見せながらうんうんと頷く。
ﾐｶｻ「…Aは一緒にいて2年だけど未だによく分からない」
貴「え？」
ﾐｶｻ「ううん、それより、Aの考察を教えて」
貴「ああ」
━━━━━━━━━━━━━━━
貴「━━━私の考察は以上。まあ合ってるかは分からないしただの考察にしかすぎないんだけどね」
ﾐｶｻ「…いや、Aの考えは確かに妥当だと思う。明日、エレンにも…」
ミカサは�爛┘譽鶚瓩噺世Δ肇魯辰箸靴燭茲Δ撲蹐い拭�
さっき2人が言い合ったのを思い出してああ、と頷く。
Aはミカサと目を合わせながら口を開いた。
貴「あのさミカサ、エレンがずっと言ってきたこと、忘れた？あれだけ思って今更辞めるなんてあのエレンがすると思う？そろそろ腹くくらないとだめ」
ﾐｶｻ「……わかった」
貴「うん。さ、部屋に戻ろうか」
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作者名：メイ | 作成日時：2019年8月20日 5時
