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「？！」
「そう、そこのアナタ、ハイ舞台に上がってあがって！」
スポットライトらしきものが眩しい。
「ええええっ？？！」
観客の視線が一気に僕の隣へと集まった。
『………っ…はぁっ…』
気持ち悪い。
まるで人にベタベタ触られた後の感覚だ。
「さあ、こちらの気の毒なお嬢さん箱に入るとあら不思議、
ワタクシが3秒数える間に綺麗さっぱり消えてしまいます！！！」
舞台に立つ芽衣姉に
『…気をつけて！嫌な予感がする…』
はずかしそうにしている芽衣姉
うーんやっぱり早く帰って居たら…
「ではお嬢さん、覚悟が決まりましたらこちらの箱にお入りください！！」
嫌な予感がガンガンとする。
頭の中の聖霊が「引き止めて！」「貴方も一緒にいくのよ！」と言ってる。
天使様「行くのよ！姉を守る為に！」
『でも！』
悪魔さん「いやいや！両親から贔屓される姉なんかいらないだろ？」
『それも、そうだ…』
天使様「だめよ！お姉さんが苦しんでもいいの？！」
『うん、そうだよね！』
入ろうとしている芽衣姉を横目に叫んだ
『あのっ！！？奇術師さん！あたしもその中に入れさせて貰えませんか！！？？』
「いいのかい？もしかしたら貴方がその場所から帰れなくなるかもしれないけど」
ドキッとした。
帰れなくなるなんて…でも
『両親の元に帰るくらいなら変な世界で暮らした方がマシです。
連れてって下さい』
「じゃあ入って！始めるよ！」
バタン
蓋がしまった。
「さあ、哀れな少女と勇敢なお嬢さん
の運命やいかに？見事成功しましたらご喝采を！」
このマジックが終わったゆっくりお風呂を入ってぐっすりと…
眠るだけ…………
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白黒兎(プロフ) - すっごく面白かったです！続き楽しみにしてます!頑張ってください！ (2014年8月26日 14時) (
レス) id: 3a331626a1 (このIDを非表示/違反報告)
悪蘭(プロフ) - 雪たこ。さん» あ、はいっがんばりますっ (2013年8月15日 13時) (レス) id: 1ea8036998 (このIDを非表示/違反報告)
悪蘭(プロフ) - ｒｉａさん» はいっ (2013年8月15日 13時) (レス) id: 1ea8036998 (このIDを非表示/違反報告)
雪たこ。(プロフ) - 凄い良かったです………！
続き、待ってます……！
頑張って下さい！ (2013年8月11日 17時) (携帯から) (レス) id: 49b6da25de (このIDを非表示/違反報告)
悪蘭(プロフ) - 藍さん» ありがとございます。今、アイポットとられてて、がんばります (2013年8月3日 11時) (レス) id: 1ea8036998 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：悪蘭 | 作成日時：2013年6月23日 9時
