4話 ページ5
皆が次々と廊下に出ていく中、私は足が震え動けなかった。
柊「A。」
先生は私の名前を呼び微笑んだ。
柊「怖いか？俺が。」
いつも私に喋りかけるように言った。
『少し…でも、私は先生が…こういうことをするのには何か理由があるんじゃないかって…思って…いるので、』
途切れ途切れで先生に伝えると、優しい笑顔で
柊「…そうか。A、怖かったら美術室に来なさい。俺はAにはいつもの俺でいるから。」
そう告げた。
『はい、ありがとうございます。』
私は先生の笑顔を見ると、安心してしまう。
こんな状況でも、不思議と怖くなくなってしまう。
先生と一緒に廊下を出ると瓦礫で埋まった廊下に唖然とした。
柊「爆弾だよ。」
先生は、さっきと違う隼人にナイフを振り下ろした時のような先生の顔で皆に言った。
柊「どう、これでわかってもらえた？」
「先生が爆破させたんですか？」
柊「ピンポーン！あ、ちなみにねその上にもまだあるよ。」
「おい」
「嘘だろ」
「狂ってる」
「誰か、誰か助けて！！」
「誰かー！！」
皆口々と瓦礫の奥へと助けを求める。
柊「むーだーだーよー！皆自分のことでそれどころじゃない。
さぁさぁ、教室に戻ろうか、また爆発しないうちに…」
ほら、Aもと、先生は私の背中を優しく押した。
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玲亜(プロフ) - お久しぶりです！わたしもTVer見て、再熱致しました笑更新応援してます！！ (6月15日 7時) (
レス) @page28 id: d400c2c0a7 (このIDを非表示/違反報告)
夏稀 - とても面白かったです！続きが気になりすぎます！更新頑張ってください！ (2019年1月14日 16時) (レス) id: 2c5245a4fc (このIDを非表示/違反報告)
雫 - とても面白いかったです！続きが気になるので更新頑張ってください！ (2019年1月14日 14時) (レス) id: 52b2f1d4d3 (このIDを非表示/違反報告)
ちょん - これからも楽しみにしてます！ (2019年1月13日 18時) (レス) id: da8927da21 (このIDを非表示/違反報告)
ちょん - とても面白いです！ (2019年1月13日 18時) (レス) id: da8927da21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めみ。 | 作成日時：2019年1月9日 18時
