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ﾄﾞｯﾄﾞｯﾄﾞｯ
馬の走る音と共に飛び出しそうなほど大きく鳴る心臓。
そしてその音に混じり大きくなるヤツの足音。
『……ッ、』
なんなんだアレは
グ「クッ、この森の中じゃ事前に回避しようが無い！」
エルド「速い！追いつかれるぞ！！」
ペ「兵長！立体機動に移りましょう！！」
走りながらヤツの様子を伺う。
ｸﾞｼｬﾘ
『…ッ！』
増援の団員達を潰しながら平然と走る女のような巨人。
目もくれず食べずに潰すなんておかしい…
この異常事態にエレンも先輩方も顔が強ばる。
ペ「兵長指示を！」
オ「やりましょう！あいつは危険です！！」
先輩方も焦り兵長に指示を求めるがリヴァイ兵長は前を向いてただ馬を走らせる。
「…」
リ「全員耳を塞げ」
音響弾…ｯ!?
班一斉に耳を塞ぐがｷｨｰｰﾝという音は塞いでも頭を貫くくらい大きな音だった。
それに目眩がして倒れそうになるがエレンが身を乗り出して片手で支えてくれたおかげで馬から落ちずにすんだ。
『ありがとう、エレン…』
エレンは片手で耳を塞ぎながらコクリと頷いた。
リ「お前らの仕事は何だ？その時々の感情に身を任せるだけか？
そうじゃなかったハズだ…この班の使命は
そこのクソガキにキズ1つ付けないよう尽くすことだ。
命の限り…」
班に緊張が走り先輩方の目が変わる。
リヴァイ兵長のおかげで不安ながらも正気を取り戻した様だ。やっぱり凄いな、リヴァイ班
リ「俺達はこのまま馬で駆ける、いいな？」
ペ「了解です！」
エ「え…！？駆けるって…一体どこまで！？それにヤツがもうすぐそこまで！」
っ！！
また増援が殺られた。
エ「早く！援護しなければまたやられます！」
グ「エレン!!前を向け！」
エ「グンタさん！？」
エルド「歩調を乱すな！最高速度を保て！」
エ「エルドさん！」
エ「なぜ、リヴァイ班がやらなくて誰があいつを止められるんですか！」
バチィ！
そう言っている間にまた増援が殺られる。
エレンの言うこともわかるが増援の様子を見るとヤツが他の巨人と違い遥かに強いことがわかる。
エレンは取り乱し自分が巨人になろうと手を口元にやる。
まずい！！
『エレン！よく考えて…ヤツは違う。他の巨人とは違うの、それがどれ程危険かわかっているの？』
私を一瞬見るが変わらず手を噛もうとするエレン。
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ムスメ3(プロフ) - 応援しています頑張って!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! (2021年3月18日 22時) (
レス) id: 43c62374c1 (このIDを非表示/違反報告)
めみ。(プロフ) - 美那さん» ご指摘ありがとうございます！本当ですね…治しますね。本当にありがとうございます。 (2020年8月21日 11時) (レス) id: db83273109 (このIDを非表示/違反報告)
美那(プロフ) - めみさん#20のところのペトラのセリフのところオルドになってますよ (2020年1月2日 14時) (レス) id: ba90988942 (このIDを非表示/違反報告)
エリ - 続きを楽しみに待っています！ (2018年8月2日 20時) (レス) id: b33183da7d (このIDを非表示/違反報告)
メイデ - 泣けます。 (2017年5月23日 19時) (レス) id: 4305b93f46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めみ。 | 作成日時：2017年5月3日 15時
