6話 ページ6
虎杖視点:
短期で頑固者。
見舞いなんて俺以外来やしねえ。
「俺みたいになるな」?
確かにね、でもさ。
爺ちゃんは正しく死ねたよ思うよ。
呪霊と呼ばれるソレを視界に捉える。
カッシャアアアアン
窓ガラスを割ってソイツに飛び込む。
「虎杖!?ここ4階だぞ!?」
佐々木先輩と井口先輩をソイツから引き剥がして後ろに下がる。
アイツを睨みつける。
こっちは間違った「死」だ!
「い いまあ」
これが呪い!
『思ってたのと違うな!』
「なんじぃい」
伏黒が呪い?を叩いた。
フゥと一息ついてこっちに向かってきた。
「何で来たと言いたいところだが
良くやった」
『何で偉そうなの』
呪いが粉々になっているのをワンちんが食べている。
『因みにあっちでバクバク喰ってんのは?』
「俺の式神だ、見えてんだな」
『?』
「呪いってのは普通見えねえんだよ
死に際とかこう言う特殊な場では別だがな」
『あー確かに、俺今まで幽霊とか見たことないしな』
「………オマエ怖くないんだな」
『いやまあ、怖かったんだけどさ
知ってた?人ってまじで死ぬんだよ』
「は?」
『だから、せめて自分が知ってる人くらいは正しく死んでほしいって思うんだ
まあ自分でもよく分からん』
「……いや」
佐々木先輩のポケットから何か落ちた。
床に落ちる前にキャッチする。
『これが』
「ああ
特級呪物“両面宿儺“、その一部だ」
『りょうめ……?』
「言っても分かんねえだろ
危ねえからさっさと渡せ」
『はいはい』
伏黒に押された。
「逃げろ」
ドォンと大きな音がした。
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めちゅん(プロフ) - ももさん» わーーありがとうございます!!!頑張ります!!! (2021年4月19日 19時) (レス) id: 08c64ed56b (このIDを非表示/違反報告)
もも - 面白いです!更新頑張って下さい! (2021年4月19日 17時) (レス) id: d97a5a4175 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちび | 作成日時:2021年4月13日 6時