また…やりましょう ページ7
緑間は静かに黄瀬を見ていた。
緑「黄瀬…前と少し変わったな」
黄「そースか?」
緑「目が…変なのだよ」
黄「変!?まぁ…雪乃っちとやってから、前より練習するようになったスかね」
そのころ、畳側の席では小金井がひっくり返したお好み焼きを高尾が皿でキャッチしたり、高尾が高くお好み焼きをひっくり返したりと楽しそうだった。
黄「あと最近思うのが…海常のみんなとバスケするのがちょっと楽しいっス」
黄瀬の表情は穏やかだった。
緑「……どうもカン違いだったようだ。やはり変わってなどいない。戻っただけだ、三連覇する少し前にな」
緑間もお好み焼きを口にする。
『…けど、あの頃はまだみんなそうだったじゃないですか』
緑「オマエらがどう変わろうが勝手だ。だがオレは楽しい楽しくないで、バスケはしてないのだよ」
火「………」
火神は緑間の言葉に溜息を吐く。
火「オマエらマジゴチャゴチャ考えすぎなんじゃねーの?楽しいからやってるに決まってんだろ、バスケ」
緑「なんだと…」
緑間は火神を睨む。
緑「……何も知らんくせに、知ったようなこと言わないでもらおうか」
その時、緑間の頭にお好み焼きが降ってきた。
高「あ」
犯人は高尾らしい。
緑間の顔に青筋が浮く。
緑「…とりあえずその話は後だ」
緑間は立ち上がり、高尾の元へと行く。
緑「高尾、ちょっと来い」
高「わりーわりー…ってちょっスイマッ…なんでお好み焼ふりかぶってん…だギャー!!」
高尾の悲鳴が店内に響いた。
『火神君の言う通りです。今日試合して思いました。つまらなかったらあんなに上手くなりません』
緑間君は昔から練習の後も居残って、シュート練習を欠かさずやってたのを知っていますから。
きっと今でもやっているのでしょう。
日「お、雨やんだんじゃね?」
小金「ホントだ」
リ「じゃーいい時間だし、そろそろ帰ろかー」
火神は大量のお好み焼きをキレイに平らげ、おなかは妊婦のように膨らんでいる。
それを見ていた黄瀬と緑間は驚愕していた。
『また…やりましょう』
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芽衣(プロフ) - 相澤さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!!更新頑張ります (2019年4月13日 9時) (レス) id: 7f38fd7e90 (このIDを非表示/違反報告)
相澤 - すっごい大好きですー!!!!更新頑張ってください!! (2019年4月8日 23時) (レス) id: 52791a9249 (このIDを非表示/違反報告)
芽衣(プロフ) - 水無月。さん» 大変返信が遅くなってしまい、すみませんでした。水無月様のお好みでよかったです!とっても励みになります。不定期更新ですが、これからもよろしくお願いします。 (2019年4月6日 21時) (レス) id: 7f38fd7e90 (このIDを非表示/違反報告)
芽衣(プロフ) - チコさん» 大変返信が遅くなりまして、すみませんでした。更新頑張ります!よろしくお願いします。 (2019年4月6日 21時) (レス) id: 7f38fd7e90 (このIDを非表示/違反報告)
芽衣(プロフ) - シャトーさん» 大変返信が遅くなり、すみませんでした。面白いって言っていただき、とっても嬉しいです。不定期更新ですが、頑張りますのでよろしくお願いします。 (2019年4月6日 21時) (レス) id: 7f38fd7e90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:芽衣 | 作成日時:2018年11月15日 8時