検索窓
今日:63 hit、昨日:200 hit、合計:88,933 hit

第20話 ページ21

沖「幕府の高官だかなんだか知りやせんが、なんであんなガマ護らにゃイカンのですか?」

近「総悟、俺達は幕府に拾われた身だぞ。幕府がなければ今の俺達はない。恩に報い、忠義を尽くすは武士の本懐。真選組の剣は幕府を護る為にある」

『幕府なんてクソッタレ』

土「早速ここで一本折れたぞ、近藤さん」

近「そんな言葉使っちゃいけません!」

土「お前、顔はいいのにそう言うところだよな。顔はいいのに」

『2回言うな』

沖「だって海賊とつるんでたかもしれん奴ですぜ。どうものれねーや、ねェ土方さん」

土「俺はいつもノリノリだよ」

沖「あれを見なせェ、みんなやる気なくしちまって。山崎なんてミントンやってますぜ、ミントン」



山崎はバドミントンのラケットを持って素振りをしている。



土「山崎ィィィ、てめっ何やってんだコノヤロォォ!!」



土方は逃げる山崎を追っかけて行った。



近「総悟よォ、あんまりゴチャゴチャ考えるのは止めとけ。目の前で命狙われてる奴がいたらいい奴だろーが悪い奴だろーが手ェ差し伸べる。それが人間のあるべき姿ってもんだよ」



すると禽夜がまた廊下を歩いているのを見かける。



近「あっ!!ちょっと!勝手に出歩かんでください!!」



近藤は禽夜に向かって走って行ってしまった。



『はぁ〜』

沖「底無しのお人好しだあの人ァ」

『ホントにね。けど、そんな人だから、皆んな集まったんじゃないのかい?』

沖「Aさんはなんで真選組に入ったんでさァ」

『うーん…』



Aは空を見上げる。



『高給取りだから?』

沖「………」



白い目を向ける沖田。



『ウソウソ、まぁ…ゲンコツをプレゼントするためさ』

沖「?」

『!!(殺気…!)』



殺気を感じとった方を見ると工事中のビル。
その中にライフルを構えた男の姿がある。



『危ないっ!!』



しかし、Aは間に合わず、禽夜を庇った近藤が左肩を撃ち抜かれた。





.

第21話→←第19話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (49 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
188人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 原作沿い , 坂田銀時
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

芽衣(プロフ) - ☆りんご☆さん» コメントありがとうございます!電車で吹き出すのは申し訳ないです💦更新頑張りますので、これからもよろしくお願いいたします。 (2月9日 17時) (レス) id: d2b404e22c (このIDを非表示/違反報告)
☆りんご☆(プロフ) - とっても面白くて、電車で読んでて吹いてしまいました!これからも頑張ってください!更新楽しみにしてます! (2月9日 16時) (レス) id: a05365e04e (このIDを非表示/違反報告)
芽衣(プロフ) - サーモン13さん» コメントありがとうございます!更新頑張ります! (2月5日 21時) (レス) id: 6fe95a71fc (このIDを非表示/違反報告)
サーモン13 - この作品めっちゃ好きです!更新頑張ってください!!! (2月4日 20時) (レス) id: 2b34b441a0 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:芽衣 | 作成日時:2024年2月1日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。