一度でたくさんだ ページ17
WC予選決勝リーグ 一日目終了
木吉の加入と夏の特訓で大幅な戦力アップをとげた誠凛は
夏に敗れた西の王者・泉真館へのリベンジをはたし、初戦を白星で飾る
その一方『キセキの世代』緑間真太郎擁する秀徳も霧崎第一に圧勝
WC出場校2校をめぐる戦いはまず
誠凛・秀徳が一歩リードする形で幕を開けるーーーー
そしてーーー
泉真館との試合を終えた誠凛メンバーは、隣のコートに目を向ける。
伊「となりの秀徳も勝ったみたいだな」
火「(つーことは…いよいよか…)」
リ「共に一勝同士…勝てばWC出場が確定し、負ければ大きく遠ざかる」
誠凛メンバーの顔つきが険しくなる。
それは緑間、そして秀徳も同じだった。
誠凛高校 対 秀徳高校二度目の激突が
決まったーーーーー
会場の長い廊下を歩いている誠凛メンバー。
日「浮かれてるヒマもねぇな。まず間違いなく次は相当厳しい戦いになる」
福「でも…!!木吉先輩もいるし…こっちも前とは違うじゃないですか」
降「前やった時も勝ったし…」
『………そうでしょうか』
福・降「「え?」」
『だからこそ次の試合は苦しい気がします』
リ「雪乃ちゃんはカン違いしてないみたいね。前勝てたのもできすぎもいいとこ。実力はあくまで向こうが上よ」
日「だけど向こうはそうは思ってくれない。本来格上として待ちうけてくれるはずの相手が、逆に死にものぐるいで挑んでくる。しかし並の強豪ならまだしも『キセキの世代』がだ。ハンパじゃねぇぞ」
降旗・福田・河原は息を呑む。
木吉は何かに気づき、足を止めた。
木「…悪いみんな。ちょっと先に行ってくれ」
小金「?いいけど。先行ってるぞー」
みんなは木吉を置いて、先に行った。
木吉はじっとその場所で佇む。
木「久しぶりだな、花宮」
木吉がいる脇の廊下にあるベンチでは花宮が座っていた。
花「やあ…会えて死ぬほど嬉しいよ!」
『一度でたくさんだ』
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芽衣(プロフ) - misora様、名無し様、コメントありがとうございます。返信、更新ともに遅くて申し訳ありません…これからも亀更新ですが、よろしくお願いいたします。 (11月22日 0時) (レス) id: 7f38fd7e90 (このIDを非表示/違反報告)
名無し(プロフ) - すごく面白かったです!続きを楽しみに待ってます。 (10月27日 17時) (レス) @page32 id: 8793ae0e54 (このIDを非表示/違反報告)
misora - 更新楽しみに待っています! (2022年12月13日 20時) (レス) @page29 id: 250e7e12f2 (このIDを非表示/違反報告)
YUKIKA(プロフ) - 頑張ってください。 (2022年12月13日 0時) (レス) id: 342256db66 (このIDを非表示/違反報告)
芽衣(プロフ) - ぷっしーさん» 初めてご覧いただきありがとうございます。更新頑張ります! (2022年12月12日 23時) (レス) id: 7f38fd7e90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:芽衣 | 作成日時:2022年7月24日 8時