ゴーゴー初任務 ページ26
マグナ「つーわけでオマエらに初任務を与える!!」
Aに怒鳴られ、絶賛正座中のヤミとマグナ。
そんな恰好でマグナはアスタとノエルに任務の話を始める。
アスタ「魔法騎士団の…」
ノエル「初任務…」
アスタ「何ですか!?」
ノエル「王族である私にふさわしい任務なんでしょうね」
マグナ「あぁ、光栄に思え。ソッシ村でイノシシ狩りだ」
アスタ「イノ…」
ノエル「シシ…?」
イノシシ狩りというショボい任務に二人は固まる。
ノエル「な…何そのダサイ任務!」
マグナ「ダサイとは何だァア!!」
アスタ「イノシシなんぞ素手でブッ倒せますよ!」
マグナ「テメ―イノシシナメんじゃねェエエ!アイツら、闇雲に突進してくんぞ!猪突猛進って聞いたことねぇのかよ!!」
今まで黙って聞いていたヤミがタバコの煙を吐き、口を開いた。
ヤミ「そのソッシ村の村長に二人して負けちまってなぁ」
アスタ「え?ヤミ団長とマグナ先輩が負けるなんて…」
ノエル「どんな強いやつなの?」
『二人とも、大丈夫。どうせ…』
ヤミ「『トランプでな/でしょ』」
アスタ・ノエル「「トランプ!?」」
ヤミ「身ぐるみ剥がされちまったってわけだ」
マグナ「給料半年分もだ!」
アスタ・ノエル「「(なんで威張ってるの?)」」
Aは呆れかえって溜息を吐く。
ヤミ「さらに何でも一ついう事聞くって約束しちまってな、そしたらイノシシ退治を頼まれた」
マグナ「村の近くに群れが出没して、畑を荒らされて困っているらしい」
『どうせヤミさんが身ぐるみはがされても、最後だ!とか言って魔導書を賭けに出して、それを見たそのソッシ村の村長さんが流石にそれは受け取れんとか言って、出した要求がそれだと』
マグナ「凄いっスAさん!まるでその場にいたかのような…」
ヤミ「おい!」
冷や汗を垂らしながらヤミはAを見ると、鬼の形相のAがいた。
『ヤミさん?魔導書を賭けに出すなんて何を考えてるんです。もう一度頭冷やします?凍らせてもいいんですよ』
ヤミ「いや…あれだな……悪かったと思ってる……」
ヤミ・アスタ・ノエル「「「(ヤミ団長が謝った〜〜〜っっ!?)」」」
『はぁ〜〜〜〜〜、別に賭場に行くなとは言っていないんです。ただ限度っていう物があるでしょうよ…マグナも』
マグナ「は、はい!!」
*
250人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
芽衣(プロフ) - ぱららさん» 作者の代わりにコメントありがとうございます。一応part2の方で回答をしてますが、確かに思いますwwまあ戦わないとは思いますけど…互角ってことにしてください… (2020年9月25日 9時) (レス) id: ca8297da76 (このIDを非表示/違反報告)
ぱらら(プロフ) - 作者ではありませんが、シルバーウルフさんメレオレオナのたたかうと手のグーで吹っ飛ばされて多分死にますwww (2020年9月23日 21時) (レス) id: 528bfd8f20 (このIDを非表示/違反報告)
シルバーウルフ - メレオレオナと戦ったらどっちが強いのかふと気になりました。(?_?) (2020年5月28日 19時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
芽衣(プロフ) - 茶茶さん» 嬉しいお言葉のコメントありがとうございます。応援に応えられるように更新頑張ります! (2020年5月23日 12時) (レス) id: 7f38fd7e90 (このIDを非表示/違反報告)
茶茶 - めっちゃおもしろかったです!これからも、応援してます! (2020年5月22日 13時) (レス) id: 0a249ceab0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:芽衣 | 作成日時:2020年5月5日 11時