もう一人の入団者 ページ18
ﾏｸﾞﾅ「これでオマエも魔法騎士団『黒の暴牛』の一員だ―――！！名に恥じない活躍をしやがれ！！」
ｱｽﾀ「はいッ！！！」
ﾏｸﾞﾅ「よォーし！じゃあ特別にこのオレが『黒の暴牛』の激シブアジトを案内してやるぜェ―――！！ついて来いチビスタぁ〜〜〜」
ｱｽﾀ「ハイいいいグラサン先輩―――」
ﾏｸﾞﾅ「マグナ先輩じゃボケぇえええ」
ﾏｸﾞﾅとアスタは味の都の中へと走って行ってしまった。
ﾊﾞﾈｯｻ「ちょっとぉ〜まだ私達の自己紹介済んでないわよぉ〜」
『まあいいんじゃない？マグナも気に入ったみたいだし。そういえばヤミさん』
ﾔﾐ「あ？」
『もう一人新入団員がいるって聞きましたけど、裏口入団で。私聞いてませんし、昨日まで任務だったんであってないんですけど』
ﾔﾐ「言ってなかったっけ」
『聞いてません』
何か言いたくなさそうなヤミを察知するA。
ﾔﾐ「まあ何れ分かることか。ノエル・シルヴァだよ」
『！！なんでノエルが…』
ﾔﾐ「知らね、兄貴の野郎が突然な」
『ノゼル団長がですか…』
A家は貴族とはいえ、王族であるシルヴァ家とは良好な関係の仲だった。
そのため、よくAはシルヴァ家の屋敷へと招かれることも多い。
そのため、ノエルが兄姉からどんな仕打ちを受けてきたかを知っていた。
ﾉｴﾙ「うっ…ヒック……えぐ」
ﾉｴﾙは今日も一人、自室で声を押し殺して泣いていた。
『ノエル、入るよ』
ﾉｴﾙ「っ！A姉さま…」
ノエルはビクッと体を震わせたが、部屋に入ってきたのがAであることに気が付き、ホッと胸を撫でおろす。
Aはノエルのいるベッドに近づき、腰かける。
ﾉｴﾙ「姉さま…私才能ないの？A姉さまみたいに私にも才能があれば、兄さまや姉さま達に認められる？」
『ノエル、才能だけじゃ魔法騎士団には入れないよ。努力しなくちゃ。私も死ぬ気で努力してきたの』
ﾉｴﾙ「姉さまも？」
『えぇ。大丈夫、ノエルならきっとできるよ。あなたは少し優しすぎる。けどあなたに秘められている魔力は誇っていいもの。それをどう使うかは貴方次第よ』
ﾉｴﾙ「努力…？」
『努力は必ず実るもの。だから頑張って』
ﾉｴﾙ「うん！」
『(『黒の暴牛』に入ってからは家に帰っていないし、帰る気もないからノエルにあれから会っていないけど…ノエルが黒の暴牛(ウチ)に…)』
その日、Aがノエルに会うことはなかった。
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芽衣(プロフ) - ぱららさん» 作者の代わりにコメントありがとうございます。一応part2の方で回答をしてますが、確かに思いますwwまあ戦わないとは思いますけど…互角ってことにしてください… (2020年9月25日 9時) (
レス) id: ca8297da76 (このIDを非表示/違反報告)
ぱらら(プロフ) - 作者ではありませんが、シルバーウルフさんメレオレオナのたたかうと手のグーで吹っ飛ばされて多分死にますwww (2020年9月23日 21時) (レス) id: 528bfd8f20 (このIDを非表示/違反報告)
シルバーウルフ - メレオレオナと戦ったらどっちが強いのかふと気になりました。(?_?) (2020年5月28日 19時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
芽衣(プロフ) - 茶茶さん» 嬉しいお言葉のコメントありがとうございます。応援に応えられるように更新頑張ります！ (2020年5月23日 12時) (レス) id: 7f38fd7e90 (このIDを非表示/違反報告)
茶茶 - めっちゃおもしろかったです！これからも、応援してます！ (2020年5月22日 13時) (レス) id: 0a249ceab0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：芽衣 | 作成日時：2020年5月5日 11時
