きみがため【呪術廻戦】 (ページ7)

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6話ページ7

「夢…ですか」

「そっ悠二のことでも分かる通り上層部は呪術界の魔窟、保身馬鹿、世襲馬鹿、高慢馬鹿、ただの馬鹿、腐ったミカンのバーゲンセール」

虎杖悠仁が死んだことにより五条悟は怒り、悔しさが渦を巻くようにぐるぐると駆け巡る

「皆優秀だよ、特に3年秤と蔵野2年乙骨彼らは僕に並ぶ術師になる(悠二もその1人だった……！！)」

自然と五条悟の手に力が入っていた

その瞬間扉が勢いよく開き、そこには顔に怒りの色を表している蔵野Aが立っている

『…どういうことですか』

目が光った。煌めくようなものではなく、爽やかで、整った顔立ちには違和感があるほどに、粘り気のある火が瞳に浮かんだ

「そこで見てるつもりか？」

家入硝子が解剖を始めようとゴム手袋に手をかけた途端死んでいた筈の虎杖悠仁がむくっと起きた

その場にいた蔵野、五条、伊地知の表情には驚きが出ていた