8話 ページ9
『…!っ…』
「間合いががら空き」
五条先生に間合いを詰められ一気に体を持っていかれる
素手の先生相手に武器を持っているが攻撃がかすりもしない
『……ふぅ』
一旦息を整えて考える、どうしたら攻撃が当たるか、そもそも五条先生と私の間にある無限のせいで攻撃が全く当たらない
五条先生が気をぬいた瞬間ならかすりぐらいはするかもしれない、残りの呪力も少なくなってきた
やるなら一気にたたみかける
地面を思いきり蹴り、五条先生の周りを蔵の入口で囲み武器を飛ばすがやはり無限のせいで当たる前に止まってしまうが本命は別にある
砂埃が舞視界が悪くなったところで間合いを詰め切りかかる
だが、そんな簡単にはいってくれなかった
私の刀は五条先生の首スレスレで止まっていて、いくら力を入れようが刀がそこから先には通らなかった
「僕の勝ちね」
『…ありがとうございました』
負けは負けなので持っていた刀を蔵にしまう
「どうして急に稽古なんて言い出したの?」
『それは、交流戦に出させてくれないからですよ』
学長が今年の交流戦は出てはダメと言われたのでちょっとやけくそになり五条先生に稽古をお願いしたのが理由
「去年の交流戦は憂太とAの圧勝だったからね、じゃお疲れ様サマーランド」
五条先生は私の頭を数回ぽんぽんと撫で部屋から出ていった
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作者名:黒猫 | 作成日時:2020年10月29日 17時