不器用な君へ〜Y.T〜��

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玉「へいおまち〜」




目の前に差し出された大好きないちごオレ




反対の手にはりんごジュースを持っている




裕太、りんごジュースまだ好きなんだ。笑




「ありがと♪ 」




ひょいっとそれを受け取ると




「....」




突然、あの日のことが頭に浮かんだ




玉「A？」




「....この前さ、リハーサルの時」




玉「ん」




裕太はストローをくわえながら返事をした




「私の荷物の横に置いてくれたの、裕太だよね？」




玉「...？何を？」




「これ。」




玉「あぁそれね。ん、俺。」




やっぱり裕太だったんだ




「....ありがと」




玉「おう」





「、、、、」




玉「、、、、」




き、気まずい...




どうしようこの空気(泣)




「裕太、いつ帰るの？」




玉「え、特には決めてないけど」




「ふうん」




玉「何だよそれ、帰ってほしいの？笑」




「....」




帰ってなんかほしくない




ずっと一緒にいて...




そう言えたら楽なんだけどな




玉「....ガチで帰ってほしいって思ってる？」




再び空気が重くなるのをかんじた








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「.....やだ」




玉「え？」




「行っちゃ...やだ」

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