不器用な君へ〜Y.T〜��

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「うっ…」




頭いたい…しかもあれ、いつのまに？




目を覚ますとベットの上、見慣れた風景。




「うぁ〜昨日どうしたんだっけぇぇ」




ズキズキ痛む頭を抱えて必死に思い出そうとしても




ダメだ、思い出せない。私相当飲んだんだ。




バックの中にある携帯を確認すると、8件のメッセージ。




北 "ちゃんと帰れたか？"




北 "今日は色々話せて嬉しかった。また飲み行こうぜ！"




北 "この後うまくいくといいな。お前酔ってるけど笑"




…え、北山君が送ってくれたんじゃないの？うまくいくって何？




不思議に思いながら画面をスクロールすると、





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玉 "A〜危ないから鍵閉めてっちょ"




玉 "おーい、閉めなさーーーい"




玉 "着信"




玉 "寝たのか？寝ボスケめ。"




玉 "着信"




「な、なんじゃこれ…」




まさかのまさかだけど、裕太が私のことを？




思い出せない、全く思い出せない。




「うわ、やっば…」




ちらっと辺りを見回すと、山積みになった洗濯物や出しっぱなしの書類で部屋はぐっちゃぐちゃ




こんな状態を裕太に見られたとか最悪すぎるよ。




昨日の私、どうか一人で帰っていますように‼

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