不器用な君へ〜Y.T〜��

22〜Tside〜 ページ22

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───翌日




玉「Aおは」




A「おはよー♪」




....ちぇっ、あいつのおかげで機嫌直ったのかよ




玉「なぁ、今日ラーメン食いいこうぜ」




A「えー、昨日お金使っちゃったから無理」




玉「しょうがねー奢ってやるわ」




A「えっほんと！？嬉しい行こ！」




─── ドキ。




玉「....お、おう。じゃあまた帰りな。」




久しぶりのあの笑顔




今まで意識なんてしたこと無かったけど




自分の気持ちに気づいたら結構見ちゃうもんだわ




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A「わ〜！やっぱりここが1番！」




玉「昨日行ったら替え玉し放題だったのになー」




A「なら行けばよかったのに〜笑」




....この感じいいわ




高校入ってからAとこんな話したの初めてかも




やべえ。俺今めっちゃ楽しい




今まで苦しかったのが一気に溶けて消えてく。




玉「小田巻と付き合ってんの？」




A「ううん。カッコいいけど好きじゃないし」




玉「ふーん。」




付き合ってないんだ




ガッツポーズしそうになったわ笑




玉「あいつはモテるもんなー」




A「裕太の方がモテるでしょ」




玉「まぁね〜」




A「ふふ笑 ムカつく〜」




玉「....やめろよ。」




A「えっ？今笑うところじゃなかった？」




玉「そこじゃなくて」




玉「....小田巻に告られても付き合うのやめろよ」




あーーーっ、とうとう言っちまった




A「....なんで」




玉「んーまぁなんとなくかな」




A「なんとなくってなに」




A「私が誰と付き合おうが勝手でしょ？」




玉「うるせー。いいから小田巻はやめとけ」




また自分必死になってるわ




A「裕太にそうやって言われたくない




私がどんな気持ちかも知らないで。




何も言わないで。私の好きにするから」




あーあ。




怒らせたくないのに




笑顔のAが見たかったのに




マジ俺最低だわ

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