【歌い手】君と巡り会えたから【さかうら】

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し「千里のバカ！！アホ！！なんで頼らんの！？」

せ「志、麻くん…なん、で…居るん…？」

し「坂田から電話があったんだよ！！なにしとんねん！！お前は！！！」

なんで…？

なんで、僕なんか構うの？

し「千里、言ったよな俺。迷惑かけていいって。頼む…俺は千里が悲しむとこを見たくないんよ…」

なんでそんなこと言うん？

志麻くんには関係ないやん…

全部僕が関係あるんやから…

せ「志、麻くんには…関係ないやん…」

し「なんで？なんでそんなこと言うん？」

だって…

し「千里と俺は友達だろ？」

友達？友達って…




なんだっけ？

あれ？友達って…

し「千里、一人で立ち止まるな。千里が一人になっても俺が隣に居る！！」

そっか…友達ってそういうもんだっけ…

う『千里！』

その立場をずっと、うらたんがやってくれたの…？

今度は志麻くんがやってくれるん？

それで…僕は…

幸せになれるん？

せ「…志麻くん…」

し「どうした？」

せ「千里は……それで幸せになれるんでしょうか…」

し「…それは、千里しだいで考え。でも、俺はそれで千里が幸せになれたらいいって思う」

志麻くん…

志麻くん…









せ「好き、です…」









し「……へ……？」

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