45.見て欲しかった ページ45
愛律「ぼ、僕が誰と仲良くしようと、お前には関係ないじゃん…！！何が言いたいの？」
少し強くそう言われ、私は黙ってしまった。
A「……ごめん…なさい……やっぱり何でもない………」
本当は、私を見て欲しかった。
あの女の子に構ってないで、悠くんから助けて欲しかった……
何なんだろうこの気持ち
もう……いいや
結局私、愛律くんに嫌われてるんだ。
ならもう…私は近づかない
綺雪「あ！Aちゃんいたいた！あれー？愛律くんも！えーっと。もしかして邪魔だった？」
場の雰囲気を変えるような明るい声。
A「……き、綺雪くん………？ぜんぜんそんなこと…ないよ…。」
綺雪「良かった！じゃ、早く着替えてリビングにおいでよ。杏乃と梓乃がケーキ焼いたんだよ〜！」
愛律「…綺雪、邪魔、どっか行って。」
綺雪「いーやーだーねー！可愛い女の子を泣かせる愛律くんのもとに、この子は置いておけないよ。」
愛律「泣かせてなんてっ…！！」
綺雪「泣いてるじゃん！帰ってきてそうそう泣きそうな顔してた彼女を泣かせたのは愛律くんでしょっ！可哀想に…立てる？」
A「ありがとう……」
綺雪くんは私の手をとって、優しく立たせてくれた。
綺雪「…ところでそのいやらしい格好。本当にどうしたの？変な奴に何かされたんじゃ…」
A「……なんでも…ないよ！」
私はとっさに否定した。
話したくない、知られたくなかった
綺雪「Aちゃん……。僕でよければいつでも相談にのるからね？」
A「うん……ありがとう…」
綺雪くんが王子様のようにふわりと微笑み、私の頭を撫でた。
……優しいな
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月乃(プロフ) - がーな@紅桜が舞散るさん» こんにちは…！コメントありがとうございます。頑張って更新しますね(*´ヮ｀*)返信遅くなってすみませんでした。 (2014年8月24日 21時) (
レス) id: adea3ad9dc (このIDを非表示/違反報告)
がーな@紅桜が舞散る(プロフ) - こんな感じの小説、すごい好きです！イラスト集とかも見させていただきました！これからもぼちぼちでいいので、がんばってくださ！ (2014年8月2日 16時) (レス) id: a7d2ecb19b (このIDを非表示/違反報告)
月乃(プロフ) - ディアさん» ディアさん初めまして…！コメ嬉しいです( ´ `* )ありがとうございます。もっと楽しんでいただけるように頑張ります…！ (2014年6月23日 22時) (レス) id: adea3ad9dc (このIDを非表示/違反報告)
ディア(プロフ) - 内容が深くて、何回も読めます！！更新頑張ってください！(*≧∀≦*) (2014年6月23日 20時) (レス) id: 831adf6bd4 (このIDを非表示/違反報告)
月乃(プロフ) - 文月@トリップしたいいいぃぃぃぃいいい！！！！さん» わわわっ///コメありがとうございます…！こんな妄想話でも楽しんでいただけて嬉しいです( ´ ▽ ` )頑張りますっ (2014年6月20日 20時) (レス) id: adea3ad9dc (このIDを非表示/違反報告)
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