36.死なないドール ページ36
A「……!?や、だ…!やだっ!どうしたの…?愛律くん…?しっかりして!ねぇっ…?」
私の腕の中で愛律くんは意識を失った。
A「……っ!救急車…!救急車呼ばなきゃ!!!」
私は急いでケータイを取り出した。
藍斗「__その必要はないよ。」
A「…!藍斗…さん?」
藍斗さんにケータイを取り上げられてしまった。
奏「___俺らがドールだってこと忘れたのか」
部屋の入り口にはいつのまにか奏くんが立っていた。
A「……っ…」
そっか…
愛律くんたちは人じゃない…
まだ…信じられないよ…みんなが…ドールだなんて…
奏「………愛律もバカだな、こんなんで死のうとするなんて。俺らは本体がオルゴールなんだから、オルゴールが壊れない限り生き続ける。」
藍斗「__それは愛律も分かっているはずだ。」
奏「……分かってても…こんなのに頼るくらいに追い詰められて…?」
藍斗「それは………オレにもわからない。とにかく今は、愛律の意識が戻るのを待とう。」
奏「ま、話はそれからだな。」
奏くんは愛律くんを肩に担ぎ、そしてベッドに寝かせた。
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月乃(プロフ) - がーな@紅桜が舞散るさん» こんにちは…!コメントありがとうございます。頑張って更新しますね(*´ヮ`*)返信遅くなってすみませんでした。 (2014年8月24日 21時) (レス) id: adea3ad9dc (このIDを非表示/違反報告)
がーな@紅桜が舞散る(プロフ) - こんな感じの小説、すごい好きです!イラスト集とかも見させていただきました!これからもぼちぼちでいいので、がんばってくださ! (2014年8月2日 16時) (レス) id: a7d2ecb19b (このIDを非表示/違反報告)
月乃(プロフ) - ディアさん» ディアさん初めまして…!コメ嬉しいです( ´ `* )ありがとうございます。もっと楽しんでいただけるように頑張ります…! (2014年6月23日 22時) (レス) id: adea3ad9dc (このIDを非表示/違反報告)
ディア(プロフ) - 内容が深くて、何回も読めます!!更新頑張ってください!(*≧∀≦*) (2014年6月23日 20時) (レス) id: 831adf6bd4 (このIDを非表示/違反報告)
月乃(プロフ) - 文月@トリップしたいいいぃぃぃぃいいい!!!!さん» わわわっ///コメありがとうございます…!こんな妄想話でも楽しんでいただけて嬉しいです( ´ ▽ ` )頑張りますっ (2014年6月20日 20時) (レス) id: adea3ad9dc (このIDを非表示/違反報告)
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