33.心配なの ページ33
部屋の中から返事がないため、私は部屋の前を去ろうとしていた。
しかし、ドアのすき間から伸びてきた腕に、私は強く手を引っ張られて、部屋の中に無理矢理いれられた。
A「やっ……!?何…して…!」
ぎゅっ…
愛律くん…
なんで私…また抱きしめられて…っ!?
愛律「__どうしてまだここに…?」
A「……ごめ…なさ_」
愛律「………君がいるとダメなんだ…!僕は…っ……君がいると…君のせいで………」
私を抱きしめる腕に力がこもった。
愛律くんの肩ごしに見えた部屋の中。
床にはたくさんの薬の空きビンが転がっていた。
A「……!!!」
私は愛律くんの腕から必死で逃れると、そのビンをひとつ拾った。
綺雪くんの持っていたビンと同じっ…
Sleeping drug
睡眠薬………。
A「愛律くん……これ…っ……こんなにたくさん…!体に悪いよ……!!!」
愛律「君には関係ないよ」
A「あっ…!」
冷たい声でそう言われ、横から愛律くんにビンを取り上げられてしまう。
A「でもっ……!!この量を1人で…」
愛律「僕がどうなろうと、君には関係ないよね。」
どうして……そんなこと言うの…?
A「私っ……心配なんだよ!愛律くんのことが……心配…なの!」
愛律「……!!!」
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月乃(プロフ) - がーな@紅桜が舞散るさん» こんにちは…!コメントありがとうございます。頑張って更新しますね(*´ヮ`*)返信遅くなってすみませんでした。 (2014年8月24日 21時) (レス) id: adea3ad9dc (このIDを非表示/違反報告)
がーな@紅桜が舞散る(プロフ) - こんな感じの小説、すごい好きです!イラスト集とかも見させていただきました!これからもぼちぼちでいいので、がんばってくださ! (2014年8月2日 16時) (レス) id: a7d2ecb19b (このIDを非表示/違反報告)
月乃(プロフ) - ディアさん» ディアさん初めまして…!コメ嬉しいです( ´ `* )ありがとうございます。もっと楽しんでいただけるように頑張ります…! (2014年6月23日 22時) (レス) id: adea3ad9dc (このIDを非表示/違反報告)
ディア(プロフ) - 内容が深くて、何回も読めます!!更新頑張ってください!(*≧∀≦*) (2014年6月23日 20時) (レス) id: 831adf6bd4 (このIDを非表示/違反報告)
月乃(プロフ) - 文月@トリップしたいいいぃぃぃぃいいい!!!!さん» わわわっ///コメありがとうございます…!こんな妄想話でも楽しんでいただけて嬉しいです( ´ ▽ ` )頑張りますっ (2014年6月20日 20時) (レス) id: adea3ad9dc (このIDを非表示/違反報告)
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