31.空っぽのビン ページ31
藍斗「あれ愛律はー？」
藍斗さんがパンを頬張りながらたずねた。
綺雪「朝ごはんいらないってさー」
奏「またか…。アイツ……自分勝手なんだよ！！＿＿＿おい愛律！！愛律！お前の飯無くなるぞ！！」
奏くんが2階に向かって叫ぶけど、返事は返ってこない……。
杏乃「めぐが食べないならおれがもーらいっ！」
梓乃「杏乃……。食べ過ぎだよ？」
杏乃「梓乃も食べるー？」
杏乃くんがベーコンを刺したフォークをずいっと梓乃くんの前に差し出した。
それを見てふるふると首を横にふる梓乃くん。
藍斗「いいよいいよ。放っておけばいいさ、そのうち来るだろ。」
杏乃「まぁ来た時にはめぐのご飯ないけどねっ！」
杏乃くんがぱくぱく食べている横で、綺雪くんが小瓶をとりだした。
梓乃「……綺雪？なぁに、それ？」
綺雪「ふふっ♪愛律くんの部屋で見つけちゃった〜！！」
コンっと綺雪くんはテーブルの上に小瓶をおいた。
何かな……？
中身は空っぽだ。
ラベルには「Sleeping drug」と書いてある。
奏「……睡眠薬？」
綺雪「そーだよっ。愛律くんの部屋のゴミ箱、この空ビンでいっぱいなんだけどー、ちょっと危なくなーい？」
……！！
杏乃「…！！めぐっ……本当に死にたいんじゃ……？」
藍斗「やれやれ。ちょっと様子を見にいってくるか…。ほら、君も来て？」
藍斗さんが席を立った。
A「へ…？私も…ですか？」
藍斗「そっ。きっとオレの言うことなんて愛律は聞かないだろうからね、まったく困った子だねー。」
藍斗さんはお父さんのような物言いをして、私を連れて愛律くんの部屋へ歩き出した。
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月乃(プロフ) - がーな@紅桜が舞散るさん» こんにちは…！コメントありがとうございます。頑張って更新しますね(*´ヮ｀*)返信遅くなってすみませんでした。 (2014年8月24日 21時) (
レス) id: adea3ad9dc (このIDを非表示/違反報告)
がーな@紅桜が舞散る(プロフ) - こんな感じの小説、すごい好きです！イラスト集とかも見させていただきました！これからもぼちぼちでいいので、がんばってくださ！ (2014年8月2日 16時) (レス) id: a7d2ecb19b (このIDを非表示/違反報告)
月乃(プロフ) - ディアさん» ディアさん初めまして…！コメ嬉しいです( ´ `* )ありがとうございます。もっと楽しんでいただけるように頑張ります…！ (2014年6月23日 22時) (レス) id: adea3ad9dc (このIDを非表示/違反報告)
ディア(プロフ) - 内容が深くて、何回も読めます！！更新頑張ってください！(*≧∀≦*) (2014年6月23日 20時) (レス) id: 831adf6bd4 (このIDを非表示/違反報告)
月乃(プロフ) - 文月@トリップしたいいいぃぃぃぃいいい！！！！さん» わわわっ///コメありがとうございます…！こんな妄想話でも楽しんでいただけて嬉しいです( ´ ▽ ` )頑張りますっ (2014年6月20日 20時) (レス) id: adea3ad9dc (このIDを非表示/違反報告)
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