【wrwrd!】気が付くと、異世界に飛ばされていた

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ぺ神が何やら、慌てていると思えば
随分と、兵士が村で好き勝手やっているな。
倒れた夫婦が何か言っている。

“マ...リ...ア...”

村に居るエーミールから通信が入る。
声が少し低い、この感じは怒っているようだ。
流石の俺もこの状況は、放っておけない。
良い機会だ、我々の存在を世に知らしめようではないか。
エーミールに、ゲートを繋いでもらう。


gr｢エーミール｣

em｢...グルッペンさん｣


兵士は...彼奴らだな

捕まった子供を、助けようと女性が駆け寄る。
それを兵士が発見し、斬りかかろうとしていた。
手袋をした手の平から、青い炎を出して握り潰し
そいつは寸前で血を流して倒れた。


gr｢“心臓掌握(グラブル･ハート)”｣

｢な！｣

｢貴様...何者だ...！｣

gr｢楽しそうだな、私も混ぜてくれないか？｣


俺の姿を見た奴等が、怯えながらも
剣を振りかざし、攻撃してくる。
しかし、日本刀によって弾かれた。


ht｢うちのリーダーに、剣を向けるなよ｣

em｢グルッペンさん、手ぇ出してもええよな？｣


合図を出すと、ひとらんとエーミールが
兵士どもを次々と倒していく。
オスマンは、血が付くのが嫌なのか
俺の横で見物していた。

てかエーミール、魔術師だよな？
爆弾をバンバン投げているが...
倒しているし、まぁいいか！


｢化け物...｣

｢た...退却！！｣

os｢残った奴等が帰るけど、ええの？｣

gr｢構わん｣


彼等は必ず我々の事を、上に知らせてくれるだろう。
これで、存在を示すのに手間を省ける。

残った兵士は、子供を置いて村の外へ出ていき
遠くの方へ消えていった。

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