合作しようぜ【AU】[合作] (ページ11)

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＃1（シロside）ページ11

1度状況を整理しよう。

私は確か学校の屋上で寝ていた筈.....

周りは真っ暗で洞窟の中の様な場所だった。そして私の座っている場所には黄色い花が咲いている。

「何で、何でこんな洞窟みたいな所に居るの！？」

学校の屋上で寝ていたら何故こんな場所に居るのだろうか、私はいくら考えても答えが出てこないので仕方なく立ち上がり周りを見る。

すると前は一本道が続いていた。私はひとまずその道を歩くと、前に大きな門が現れた。

「え、人工物......？もしかして誰か住んでいる人が居るのかな？」

こんな洞窟の様な場所の中で住んでいる人なんているのか、と驚いて門を見る。私はこんな所で立っていても仕方ないと思ってその門をくぐると、少し広い場所に出た。

「ここは.....？」

前を見ると1輪黄色い花が咲いていた。暫くそれを見ていると、それが突然喋りだした。

「ｯﾁ..... ハロー！僕の名前はフラウィー！お花のフラウィーさ！君はこの世界に落ちてきたばっかりだよね？ならこの世界のルールを教えてあげるよ！」

その花は突然早口で喋り出す。最初舌打ちが聞こえた気がするのは気のせいかな？私は気になってその花に触ってみる。

「それじゃあ.....って、触んないでよ！」

その花が私に反応したので、この花は意思があるのだと気付く。

「え、喋れる花？え、何で花が喋ってるの？」

花が喋っている事が驚きで、私はその花から手を離す。

「はぁ.....この世界にまだ馴染めていないのかな？それじゃあ僕が教えてあげ.....ぎゃあっ！」

そのお花のフラフィーとやらは突然何かに吹っ飛ばされてしまった。周りを見てみると、大きな斧が落ちている事に気付く。それがどうやらフラフィーに当たって吹っ飛ばされた様だった。

「あ～.....外しちまったか？」

横から声がする。その方向へと向くそこには何体かスケルトンの様な人達が立っていた。