君が咲うまで __ 【目黒蓮】 (ページ3)

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#3 優しい温かさページ3

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You side

『じーこ、ドライヤー借りるね』

向井「はいよー」

目黒「俺が乾かしてやるよ」

『へっ？』

目黒「ドライヤー貸せつってんの」

『いやでも…』

目黒「いいから」

『はいっ』

目黒先輩が私の髪を乾かしてくれた

冷えたからだにドライヤーの

温かい風があたって暖まる…

すごく心地が良くて

優しく撫でながら乾かしてくれて

どうしよう…

まぶたがどんどん重くなる…

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M.Ren side

ドライヤーを止めると

気持ちよさそうな寝息が聞こえた

向井「A寝てもうたな笑」

目黒「はは笑子供かよ笑」

向井「ほんま昔っから変わらへん寝顔やなぁ
ほんま可愛え」

目黒「…ロリコン」

向井「ちゃうわ笑真顔で言うのやめて??
ねぇ傷つくで俺」

目黒「さーせん」

向井「めめ、起こさへんようにベッドに
運んでもらってええ??」

目黒「しょーがねぇな」

っしょっと…

待って、軽すぎない??

たしかに小柄だけど軽すぎない？

それと、抱き上げた時に服がめくれて

見えてしまった傷…

起きたら聞いてみよう

「康二くん、この子」

向井「ん？」

「あぁ、いや、他の子と違う
雰囲気あるなぁって思って」

向井「Aは、俺が出会ってきた人の中で1番ええ子やなって思ってる
ほんまに努力家でええ子やで」

康二くんが言うなら

きっとそうなんだろうな

「俺もベッド借りるわ～」

向井「手伝ってくれたし、特別やで笑」

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"向井A"

この子についてもっと知りたい

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