君が咲うまで __ 【目黒蓮】 (ページ2)

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#2 保健室にはページ2

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You side

休み時間、トイレに行きたくて

個室のドアを閉める

結実(ゆみ)「まじで～！あ、ここにあいつ
入ってそうじゃない？」

晴香(はるか)「確かにアレやっちゃう？」

私が苦手な声。

聞こえると反射的に体が跳ねてしまう

まずい、出ないとっ

結実「そこにいるの向井だよね？
今出てきたらバケツで水かけるよ」

と言われ戸を開けるのを辞めたら

ﾊﾞｯｼｬﾝ

『冷たっ…』

制服がビショビショ…

晴香「え、めっちゃ楽しい～!!」

晴香「びしょびしょじゃん
すごい似合ってる(笑) 」

上から2人に除きこまれたと思ったら

そう言い残してスタスタと出て行ってしまった

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また頼っちゃうけど

ごめんね。

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ｺﾝｺﾝ

向井「はーい」

『じーこっ』

向井「なんや、Aかって…」

『バケツひっくり返しちゃって笑』

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ｶﾞﾗｶﾞﾗ

保健室の戸が開き

そこに居たのは

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目黒先輩だった

目黒「え、お前…」

『バケツひっくり返しちゃいまして…』

向井「2人知り合いやったん？」

目黒「んまぁ、今朝から？」

向井「なんかよくわからんけど、うん」

目黒「そういう2人は？」

向井「俺らいとこやねん！どうや、俺に似て可愛いやろ？」

目黒「だから、向井だったのか
いや、お前には似てない」

『お二人共仲良いですね』

向井「めめが1年の時からこの高校におるんやけどな、めめしょっちゅうサボりにここに来んねんなのにな？こいつ学年一位なんやで!?」

目黒「サボりじゃねえし、休憩だし」

『へぇ～……ﾍｯｸｼｭﾝ』

向井「あぁせやった、A、はい
これで拭きぃや風邪ひいたらあかんから」

目黒「どうバケツひっくり返したら
頭から濡れるの？」

えっ…あ、

『バケツ振り回してたら頭の上から
落としたんです』

目黒「ふーん」

上手くごまかせたかな…??

目黒「どんくさ笑」

よかった～…

目黒「タオル貸して」

『えっ？はいっ』

わしゃわしゃと目黒先輩が

私の髪を拭いてくれた

目黒「犬拭いてるみたいだな笑」

『ひどいですよそれ笑』

向井「Aドライヤー持ってる？」

『あぁごめん！持ってない』

向井「ここに置いとくから使い～」

『ありがとう』

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