日常55 いってきます！ ページ13
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「…ろ。……きろ。………A！！！」
「いだッ！？」
怒鳴り声が聞こえたと思えば頭に走った痛み。
お陰で睡魔から一気に解放された。
「あ、おはようギル……」
目の前には不機嫌そうなギルが。
ギルは無言である場所を指さした。
その方向にはたしか、時計が設置されているは…ず……。
「今日は何がある日だ？」
「……入学式」
「この時間を見て何を思う」
…………遅刻だあ〜ッ！！！？
顔が青ざめる感覚を感じながらギルを置いて先に部屋を出る。
「あ、A。急がないと遅刻するわよ……」
「あーっ、食パン1枚でいいよっ！！！」
「え、えぇ……」
やってしまった。
今日は入学式だと言うのに寝坊するなんて！！！
机に置かれていた食パンを咥え、鏡の前に立つ。……運が良いことに整ってる！よし、そのまま行こう！！
食パンを食べながら制服に着替える。
中学校はセーラー服だったが、雄英高校はブレザーのようだ。
……と、着た感覚を味わう暇もなくバッグを持つ。
バッグの中身は昨日のうちにちゃんと準備をし、10回ほど確認した。大丈夫。
「お寝坊さんなマスターさん。私の魔術で雄英高校まで飛ばしてあげようか？」
「お願いしますっ！！！」
マーリンの言葉に疑いもせずそう答える。緊急事態なんだ、疑っている暇はない！！
食パンを全て口に入れて、コーヒー牛乳を飲み干す。
「A、忘れ物はない？」
「昨日のうちに確認したからないはず！」
「その時は使いを寄越すよ」
お母さんの言葉にそう返事する。
何度も確認はしたけど見落としがあるかもしれない。その時は誰かに持ってくるようにするようだ。
「……うん、よく似合ってるわ」
「！……ありがとうっ」
私に近づいて来たと思えば、少し乱れがあったらしい。
それを整え、お母さんはそう声をかけてくれた。
「じゃあいくよ〜」
「うんっ」
私がマーリンの側に近づくと、隣に誰かが現れた。
今日の護衛である小太郎だ。
「主殿、転送された後は僕が教室の前までお送りします」
「お願いします……」
小太郎とそう会話をしている間に私達の足下に魔法陣が現れる。
「いってきます！」
前を向いてそう言うと、それぞれ私に声を掛けてくれた。
眩しくなる光に思わず目を瞑った。
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恵野(プロフ) - アキアタ推しのジャンヌさん» 圧倒的にネロちゃまですね！！次に邪ンヌとエルキドゥです〜 FGOのほうで絶賛嫁王をお迎えしようと頑張っております(笑) (2020年8月6日 22時) (
レス) id: a722acc2d1 (このIDを非表示/違反報告)
アキアタ推しのジャンヌ - 栄野さんはなんのサーヴァントが好きですか？私はスカサハ=スカディ、沖田さん、ノッブ、土方さん、龍馬とお竜さん、以蔵さん、小太郎、段蔵ちゃん、エドモン、サリエリ先生、蘭陵王、クリプターはデイビットとカドック、オフェリアさんが好きです！ (2020年8月6日 21時) (レス) id: 2597573cb3 (このIDを非表示/違反報告)
恵野(プロフ) - アキアタ推しのジャンヌさん» 質問ありがとうございます！……どう思ってるんでしょうね〜？これからのお話にご期待ください！ (2020年8月2日 12時) (レス) id: d3fd993259 (このIDを非表示/違反報告)
アキアタ推しのジャンヌ - 続編出してくれてありがとうございます！質問なんですが、爆豪は夢主のことが好きなんですか？ (2020年8月2日 9時) (レス) id: 2597573cb3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恵野 | 作成日時：2020年8月1日 19時
