君だけを見つめさせて

亡くなった夢主が生前に残した国への手紙が大量に見つかった続 ページ40

USA
「いつだって、HEROは泣かないんだぞ…」
HEROだって泣いてしまうときがある。貴女からの手紙を強く抱きしめて、そっと涙をこぼします。アメリカさんらしくない、静かな泣き方です。
「俺は、永遠に君に恋し続けるんだぞ…。」
静かに呟きました。

UK
「バカ…Aのバカ…！なんで、なんで…！」
ゆっくりと泣き崩れます。そして、大泣きします。大英帝国という名にふさわしくない程に、小さい方を震わせて。
「愛してるから、もう、何もいらないから、帰ってきてくれよ…！」
切実にただ願うだけ。

France
「お兄さん、泣いちゃうよ。」
誰もいない貴女の部屋で、一人静かに呟きます。そして、手紙は少しずつ滲んできます。
「分かってたよ、分かってたけどさぁ…何で…どうして俺より先に逝ったの…。まだ、まだ君には何も返せてないのに…！」
溢れ出る貴女の手紙の思いに、静かに涙します。ありがとう…、愛しい人。

Russia
「こんなにたくさん残してたんだね。」
生前の貴女が、なにか書いているのには気づいていました。しかし、ロシアさんが思っていたより、遥かにその量はあったようです。
「ずっと君を好きでいていいかな…？」
静かに空に問います。答えはないけれど、ロシアさんの心の中に答えはあるようです。

China
「…」
心の中ではきっと色々考えてます。なんで？とか、ありがとう、とか。でも、声にならないくらい、辛くて、寂しくて、嬉しくて。何も言えず、ただ手紙を読んでいます。
「再找机会出来碰面吧。」
静かにそっと呟きました。会えると信じているから。

Canada
「くまジローさん…！」
1人で見るにはどうしても耐えられなくて、くまジローさんを呼びました。でも、結局耐えられなくて、大粒の涙をこぼします。
「Aちゃんは僕と一緒にいて、幸せだったんだ…。ありがとう…。」
自分の名前を呼んでくれた、優しい貴女を思い出し、ただひたすらに泣いてしまいます。

リクエストありがとうございます。

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