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治「おはよう、Aさん、今日はええ天気やなぁ」





『へっ!?あ、そ、そうですね…!』





最初の声がうわずってしまった。
いつもは会わない時間帯のはずなのに、後ろから肩を叩いて話しかけてきた治さん。

今日は朝練はないのだろうか。でもお兄ちゃんは朝練がある時間と同じ時間に家を出た。




治「朝練なら今日は無いで」




『えっ、そうなんですか!?でも、今朝お兄ちゃん…』




治「なんか集まりでもあるんちゃん?」




集まりだとしても早すぎないか??

そう思ったとき、視界の端にあの時の3人組を捉えた




『あ…私も、用事あるんで、行きますね』




治「!、おん、校舎内で見かけたら声かけてな?」




一応、はい、と返事をして学校の方へ走った。









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「じゃあ、授業を終わりにしまーす、その場で、礼」





「「あざーしたー」」





授業が終わり、リュックに教科書やノートを突っ込んで帰る準備をする。

今日も帰り1人か…。
そう思い溜め息を溢すと教室の入り口から私の名前を呼んだ人がいた。




理「Aー!」





『理石くん…?』

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作者名:恵舞 | 作成日時:2020年5月29日 18時

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