【ハイキュー】元引きこもりの私が恋した貴方【宮侑】 (ページ16)

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翌日.

今日は何故か早く起きた。いつもより1時間早い

『おはよう、あれ？お兄ちゃんは？』

いつもより1時間も早いから、ちょうどお兄ちゃんが家を出る時間だと思うんだけど…

おばあちゃん「信ちゃんはまだ寝てるよ」

『えぇ！？お兄ちゃん朝練あるんだから、起こさなきゃ！』

そう言って小走りでお兄ちゃんの部屋へ向かう

『お兄ちゃん？もう朝練行く時間じゃないの？』

ノックをしてそう尋ねるも、返事がない

『入るよ？』

ドアを開けて中を覗くと、お兄ちゃんは布団に包まりモゾモゾと動いていた

『お兄ちゃん、起きる時間だよ？』

部屋の入り口からそう言うと、お兄ちゃんは布団から顔を出して

北「A…体温計と水持ってきてや…風邪引いたかもしれん」

『あっ！うん、わかった』

そう言って部屋を出ると部屋からゲホッゲホッと咳をしたのが聞こえて、私に焦りを感じさせた。

.

ﾋﾟｰｯﾋﾟｰｯﾋﾟｰｯ

『37度9分、風邪かな。今日は朝練も学校も休んでゆっくりしてよう、私は学校行くけど…』

北「…おん」

『部活と学校には私が連絡しておくね、お兄ちゃんは薬飲んで寝ててね』

北「ん」

お兄ちゃんのスマホを開いてLIMEを開き、稲高男子バレー部のトーク画面を開く

北信介おはようございます。北信介の妹です。お兄ちゃんは今日、体調不良のため学校を休むため、部活もお休みします。よろしくお願いします。

そう送るとすぐに既読が3つ付き、

赤木了解、体大事にしろよー
アラーン了解。
チベすなりんたろーわかりました

と返信が来た。

LIMEで連絡するのもどうかと思ったけど、監督の番号知らないし、チームメイトに連絡した方が一番手っ取り早いし、いいや。

『さて、私も学校の準備するか…』

そう言って自分の部屋に戻った