ひぷのしすようちえん！ (短編集)

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園児たちがお餅を食べています。


三「どのおもちにしよー…。いちにぃはどれにしますか？」

一「おれはさとーじょーゆ！」

二「おれはみたらしかn…」

三「じろーにはきいてない。
　 じゃーぼくもさとーじょーゆにしよ！」

二「なんでおれだけ…。おれも、さとーじょーゆにする！」

銃「さとーじょーゆ…みたらしもすてがたい…。」

左「もちならぞーにだろ。」

銃「ここにおぞーにはありません。…これだからたんさいぼーは。」

左「あ"！？…よくわかんねーけど…ばかにしてんだろ！」

理「もちをたべておちつけ。」

左·銃「んぐ！？」

銃「むぐむぐ…きなこもなかなかですね…」

左「がはっ、げほっ…きなこがっ…ごほっ、
　 りおー！なにしやがんだ！」

理「おなかがすいていらいらしたんだろ？」

左「ちがっ…」

理「まだたりないならだんごむしごh…」

左「いいいいいいらない！」

理「そーか…。」

帝「あ、そのきなこもちちょーだい！」

理「うむ。だいす、くちをあけてくれ。」

帝「おう！あーん。うんめぇ！」

幻「そのきなこは、えだまめでできてるんですよ。」

帝「まじで！？みどりじゃねーのに！？」

幻「うそですけど。」

帝「うそかよ！
　 あ、げんたろー、このみどりのもちなんだ？」

幻「うぐいすもちです。」

帝「うぐいす？」

理「しょかんのことだ。」

帝「りおーはおもちなの！？げんたろーはりおーくってんの！？」

幻「うぐいすもちはえだまめでできてるんですよ。これはほんとです。」

帝「…りおーは…えだまめなの…？」

乱「りおーくんえだまめなの？かわいー！」

左「おいじゅーと、りおーをたすけてやれよ。
　 あいつがにんげんじゃなくなるぞ。」

銃「だんごむしごはんはにんげんのつくるものじゃありません。」

左「…そーだよな。」

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