悪魔の屋敷へ__ ページ4
数時間後、三人は森の奥の"森"を歩いていた
『見るからに不気味な森ぃ...』
フローラは身をかがめながら
森をキョロキョロと見回して歩いているが
二人は慣れっこなのか普通に歩いている
「招きジャックは悪魔だしね、
そりゃあ不気味だよ」
『あっ、悪魔!?へっ!?悪魔!?』
聞き返すように叫ぶように驚くように
声を出すと、
(見るからに不気味な)木に止まっていた烏が「ガァガァ」と鳴きながら飛んで行ってしまった
「ジャックさんにはちゃんと
名前があるんだけどね、
いつの間にかジャックって
呼ばれるようになったんだよ」
ギルが蔦を掻き分け歩きながら説明した。
それからまた少し歩いていくと
如何にもHaroluin,と感じさせられるような
大きく、また不気味な屋敷が建っていた
___コンコン、っと扉を叩く
『...あ』
するとギィィ...と音を立て扉があく。
フローラは思い出した
"何故"此処に居るのか、を。
「フローラさん、どうかしたの?」
立ち尽くしたフローラを見かねギルが尋ねる
「入らないの?」と、フローラの顔を除き込む
『ッ...あぁ、なんでもないよっ!
いやぁ...怖いなぁ...って!』
無理矢理笑顔を作り誤魔化す
ギルは「怖いかなぁ...?」と呟きながら
屋敷に足を踏み入れて暗闇に消えた。
『...とりっく おあ とりーと...
なぁんてね、あはは、』
ポツリ、と戯言を呟きながら
フローラも屋敷に足を踏み入れ暗闇に消えた
Re:作者から→←似たもの+似たもの=ドッペルゲンガ-
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とある学校の幽霊サン(プロフ) - -翡翠月光-さん» あたしの為になんてうれしすぎますううう! (2015年6月1日 1時) (レス) id: e49c6ada51 (このIDを非表示/違反報告)
-翡翠月光-(プロフ) - とある学校の幽霊サンさん» 嗚呼...凄く嬉しいです...とある学校の幽霊サンのためにも頑張りますよぉおお!(( (2015年5月31日 21時) (レス) id: e1d36f245d (このIDを非表示/違反報告)
とある学校の幽霊サン - -翡翠月光-さん» はい!あたしなんかでいいなら沢山応援致します!! (2015年5月31日 21時) (レス) id: 20562c1eec (このIDを非表示/違反報告)
-翡翠月光-(プロフ) - とある学校の幽霊サンさん» うがが...とある学校の幽霊サンお褒めいただきありがとう御座います!これからも頑張って行きたいので応援宜しくお願い致します! (2015年5月31日 21時) (レス) id: e1d36f245d (このIDを非表示/違反報告)
とある学校の幽霊サン - 翡翠月光さんって面白いもの書きますよね……あたしいつも更新楽しみにさせてもらってます。あたしにはアドバイスなんてできないけど、翡翠月光さんには頑張って欲しいです!頑張ってくだサイ! (2015年5月31日 21時) (レス) id: 20562c1eec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:-翡翠月光- | 作成日時:2015年5月30日 13時