† 何時Haroluin † ページ2
___ｺﾝｺﾝ,と家々の扉を叩く
「とりっく おあ とりーと!!」
仮想をして街の家々を縫い歩く
魔法の呪文を唱えながら、
しかし悠長ではない英語で。
「あらら、悪戯されたら大変だわ!
はい,お菓子よ?満足かしら?」
小さなバスケットに色とりどりの
チョコやクッキー飴玉沢山貰い入れて
ぞろぞろ歩いてゆく小さな擬きおばけ
『今年も楽しいハロゥインだね！
お菓子沢山！食べよう！』
「フローラちゃん,その飴玉分けて!!
これ、あげるからさ！」
小さな人間[おばけ]が木下で
悪戯しない代わりのお菓子を分け合いっこ
食べ合いっこをしている。
『ふふん！やっぱり美味しい！
ブーメラちゃん、来年も沢山とろ！』
にひひ、とフローラと言う女の子が笑う
「...」
片方の女の子は固まったように動かない。
フローラは片方の女の子をゆさゆさと揺らす
『ブーメラちゃん！？どうしたの！？』
返事はなく無造作に
片方の女の子は倒れてしまう
立ち上がり街へ知らせに行った
...が、
街の人々も時間が止まったように、
音も動きも感じられなかった。
『なに...これ？』
フローラは立ち尽くしてしまい
泣き出してしまった
「泣くのは止しなさい...?
さぁ、私の手を取りなさい。」
どこからか声がしフローラは周りを見回す
フローラの後ろには赤い髪の女の人が
手をさしのべていた。
「Haroluin,Trick or Treat。
夢物語錯乱幻想。さぁ。
迷わず来なさい...楽しいお国へ
異端な感情はいらないのです。」
無意識に女性の手を取ると
女性が口をゆっくりと口を開く
「チョコレートの様に甘い甘い
夢物語へ________」
女の子は泣きながら自分の惨めさに泣きながら
下賤を隠していた自分に泣いた
「下賤、高貴、そんなのは忘れて
目を閉じてください、お嬢サン？」
言われたとおり目を閉じてみると
意識が遠のいてしまった
「悪戯...しましょう」
女性は愉しそうに嗤い
指を鳴らすと二人は街から消え去った____
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とある学校の幽霊サン(プロフ) - -翡翠月光-さん» あたしの為になんてうれしすぎますううう！ (2015年6月1日 1時) (
レス) id: e49c6ada51 (このIDを非表示/違反報告)
-翡翠月光-(プロフ) - とある学校の幽霊サンさん» 嗚呼...凄く嬉しいです...とある学校の幽霊ｻﾝのためにも頑張りますよぉおお！(( (2015年5月31日 21時) (レス) id: e1d36f245d (このIDを非表示/違反報告)
とある学校の幽霊サン - -翡翠月光-さん» はい！あたしなんかでいいなら沢山応援致します!! (2015年5月31日 21時) (レス) id: 20562c1eec (このIDを非表示/違反報告)
-翡翠月光-(プロフ) - とある学校の幽霊サンさん» うがが...とある学校の幽霊サンお褒めいただきありがとう御座います！これからも頑張って行きたいので応援宜しくお願い致します！ (2015年5月31日 21時) (レス) id: e1d36f245d (このIDを非表示/違反報告)
とある学校の幽霊サン - 翡翠月光さんって面白いもの書きますよね……あたしいつも更新楽しみにさせてもらってます。あたしにはアドバイスなんてできないけど、翡翠月光さんには頑張って欲しいです！頑張ってくだサイ！ (2015年5月31日 21時) (レス) id: 20562c1eec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：-翡翠月光- | 作成日時：2015年5月30日 13時
