【HQ】宮兄弟の姉ちゃん【稲荷崎】

姉ちゃん７ ページ8

*




Aside




A「うへへ…失礼しましあ」




監督「……そんな、嬉しいんか。伝えることは伝えてな」




A「うへへ…ミカンの箱が３箱も…へへ」




監督「…恐るべしミカン。…A？よろしゅうな」




A「分かってますって、へへ」





監督「……」




ガラガラとドアを閉め、体育館へ向かう




あぁ…あんなにミカンが




体育館のドアを開け、ちょうど休憩に入ってるみんなを集める




A「箱からミカンを出して…埋もれたい」




北「なに言うてんねん…大丈夫か？」




ｱﾗﾝ「…ミカン？なんの話や？」




A「へへへ」




治「…ツム」




侑「…任しとき。姉ちゃんすまんな〜」




バチン！




A「？！？！…えっ？！痛いわ！ボケ！」




侑「しっかりしぃ」




治「ミカン、ミカンうっさいねん。なにか話あるから集めたんちゃうか？」




A「えっ…ミカン？…あっ！ごめんなさい！えっと…」




北「はぁ…ミカンになるとそんな顔緩むんか。心に止めとくわ」




A「みっともない姿を…えっと話なんやけど」




大耳「ニヤニヤしてる顔滅多にみれへんからな」



赤木「珍しい顔見させてもらったで〜」




A「あぁ〜うるさい！…えっとな」




侑「ミカンに恋してるんかって位やったな」




治「俺たちにもあんな顔滅多にせえへんのにな」



角名「写メとりました。後で送る」




A「えっ…角名？消そu」




北「待受にするわ」




A「ちょっ、信介まで…てか、話k」




ｱﾗﾝ「ポスターでもええんちゃうか？」




A「ポスt」




侑「横断幕にしようや」





治「せやな、横断幕にして飾っとこう」





A「やめー！！！やめて！そんなこと！すいませんでした！伝えたいことがあるから話聞いてください！悪のりアカンよ！？」




そう言うと、みんな笑ってスマン等の声が聞こえてきた




北「で？話はなんや？」




ピーンと空気が張りつめるのがわかる。




おふざけ終わりや…ひぃ、怖い




A「あーうん、明日からの三連休、合宿があるらしいんや、東京で。」




侑「東京？」




A「うん、監督が誘い受けたらしくてな…」




治「……ホンマは？」




A「ミカン三箱の誘惑に負けてOK出したので、拒否権ありません。」




北「…で？参加校はどこや？」




A「ごめんなさい、ミカンにつられて詳細紙忘れました。放課後渡すね」




北「…」

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