アイシテル？ (ページ8)

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『とーーーーしーーーーくーーーーん！！！』

と「うおっ！？」

そう、わたしはとしみつが大好きで大好きで仕方ないのだ
歌が上手くて、口は悪いけどやさしくて、綺麗な目にスッと伸びた鼻筋、なにより緑が世界一似合う男

と「ばっかお前！離れろ！！」

ジ「悪い、としみつ
某では止められなんだ」

と「なにキャラだよ！お前毎回それ言うやん！確信犯だろ！！」

『えへへ～、としくんの匂い～』

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『お邪魔しまーす』

相変わらず汚い玄関だなあ
あちこちに散らばる靴を綺麗に整え
端っこに自分の靴を置く

早速玄関にはカメラ

やっぱり予想通りか
わたしとジンくんはアイコンタクトをし
あえてスルーする

としみつはさっさと中へ入ってしまった為
あとを追うようにリビングへ入った

虫「サブチャンでーーーす」

入ってすぐに
カメラを構える、茶色の彼虫眼鏡が現れた

すかさずジンくんがわたしの後ろから手を伸ばし
カメラのレンズを覆う

ジ「うちの姫、見世物じゃないんで
事務所通してもらってもいいですか？」

て「うそつけー！ちょいちょい映ってんだろー！」

り「ジンくんも律ちゃんもいらっしゃい！」

と「マジこいつ、今日もいきなり突進してきたげぇ！」

し「息災であったか、姫」

ゆ「しばゆーお前はなにキャラなの！いらっしゃい、ジンくんに律ちゃん」

わー、みんな揃ってるところ画面越しやイベント以外で初めて見た
こうやってみると迫力あるな～…
6人の姿に思わず声が出なくなってしまう

いかんいかん、サブチャンと言えどもカメラ回ってる

『東海オンエアのリーダー様から直々にお呼びがかかりましたんで』

ジ「めんどくせーけど来たわ」

て「めんどくせーとは何事か！！」

勢いをつけたてつやが、ジンくんに飛びかかる

ジ「うわっ、やめろ！…っっっ臭！！！」

虫「実は呼んだ日に何人来るかってメインチャンネルの企画だったんだけど、
君たち昨日来なかったからあぶれちゃったんだよね
だから、サブチャンってことで」

『それ前提で来てるから大丈夫
本当はわたしだけだったんだけど、危ないからってマホトがジンくん連れてけって』

て「危ないってどういうことだー！！！」

ジ「うわやめろ！言ったの俺じゃねえし！
まほととカイトだから！つか本当に臭え！！！」

『ジンくん可哀想だから、もうそろそろ締めてあげて』

虫「はーい終わりまーす、バイバーイ」