中原中也、執事になります。【文豪ストレイドッグス】

あきれた執事、5 ページ6

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『ね、大広間に行きましょ』






中原｢なんかthe・和だな。この家｣






『お母様の趣味』







中原｢そうか。……えっ。




あの打ち首のやつも……？｣






『獄門のこと？そうだけど？』







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や、やべェ！！この家やばばば！！



それを涼し気にスルーするAの力強ェ。




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『皆ー！』






尾崎｢あ、お嬢｣





鏡花｢合格だったのね｣






太宰｢お嬢様ぁ。私、お茶飲みたいですー｣





尾崎｢私は梅昆布茶｣





鏡花｢アイスココア｣






江戸川｢お汁粉｣







『はーい』






中原｢って。手前ら！主に指名してんじゃねェよ？！｣







太宰｢お嬢様ぁー。中也が虐めるー！｣






中原｢！！太宰、手前！！｣







『何時もこうだから。



中也は何飲むの？』






中原｢じゃ、じゃあ珈琲で｣







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Aのスルースキルが全開だ。



しかも太宰、若気(にやけ)すぎたろ。



クソッ！！





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太宰｢中也。生憎、お嬢様は優しい御方でねぇ？




見ての通り、ソファーに寝転がっていても怒らない｣






尾崎｢怒らない｣






中原｢繰り返さんでいいわ｣






鏡花｢でも、お嬢様のお父様には気を付けた方がいい。




……ですよね？若様｣






江戸川｢そうだよー。すっごい怖いんだもーん｣






中原｢てか若様って何だよ！



何処ぞの殿下の息子か！｣






鏡花｢若様がそう呼んで欲しいと｣







江戸川｢えっへん｣









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此奴ら本当に馬鹿。






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