【カゲプロ】『化物』…違うよ…【イナGO】 (ページ9)

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二十五話ページ9

あ｢そうだよ!!それに、マリーさん働いてるじゃんか!!｣

カノ｢いや、社会の厳しさを知ってもらうためだよ｣

キド｢それに…あの造花造りの内職？あれ次500円くらいだろ？収入｣

モモ･あ｢500円!?｣

マリー｢そ…そうだけど、で、でもちゃんと一個一個丁寧に造ってるし…｣

キド｢お前さぁ…あれ一本造って5円だろ？一日3、4本ってお前…｣

カノ｢普通の人ならたぶんマリーの100倍は稼ぐんじゃない？ね？キサラギちゃん？｣

モモ｢えぇ!?私!?

えっ…と、いや!!こう言うのは人それぞれペースと言うものがあるんです…だから、マリーちゃんのも立派な仕事…です｣

キド｢…月収ワンコインでもか？｢ワ、ワンコインでもです!!｣…｣

カノ｢ふぅ…それじゃ…携帯代はキサラギちゃんが全部出してくれるって!!｣

モモ｢え!?なんで!?え!?｣

カノ｢じゃあ、マリーに払わせる？｣

モモ｢っ…解りました!!私が払います!!｣

カノ｢だって良かったねマリー｣

キド｢一件落着だな…｣

マリー｢あの…本当に良いんですか？｣

モモ｢あ、うん!!全然大丈夫だよ!!｢でも…これだけじゃちょっとね…本当に大丈夫？キサラギちゃん｣なんとか…ってちょっ!!なんで私の財布持ってるんですか!?え、いつの間に!?｣

カノ｢うわっ！キサラギちゃんちょっとレシート捨てなよ～!っていうかドライマンゴー食べ過ぎじゃない？｣

そう言ってレシートを並べてくからつい私達はレシートを見てしまった…

キド｢毎日買ってるぞこれ…あたりめセットで。歯でも鍛えてるのか？｣

あ｢えっ…炭酸入りのおしるこ？この日から毎日買ってるけどハマったの？｣

マリー｢(ｸｽｯ｣

モモ｢うわあああぁぁぁぁぁ!!

ﾊﾞｼｯ

な、なんてことするんですか!!勝手に人の財布を見るなんて…!｣

カノ｢いや…なんとなく？｣

キド｢あたりめとおしるこのアイドルか｣

モモ｢な…なんですか…!悪いですか!｣

あ｢いや…悪くないよ人それぞれだし…｣

モモ｢ちょ、ちょっとやめましょうよ!!あああ!!め、珍しいですねこのお菓子!!袋もオシャレでおいしそ…｣

えっ…それ『特濃昆布ダシ･漢の間食!』

キド｢お、おう…食べて良いんだぞ…(((^^;)｣

カノ｢ﾌﾞｯw｣

マリー｢で、でもおしることか美味しいよね…私も好きだな…｣

モモ｢マ、マリーちゃん…!｣

キド｢でも炭酸入りだぞ｣

マリー｢それは気持ち悪い、かな…｣

モモ｢いいですよ…もう…どうせ変な奴ですよ…そりゃあ友達も出来ませんよね…｣