めぁりぃのLIVEなレポ短編集

藤ヶ谷？これは何？ ……01 北 ページ12

東京3日目
ツアーも終盤戦
体力的には、多分1番のピーク。




ツアーファイナルって不思議と
どんなに疲れていようと自然と力が
湧いて来るから
このファイナル1日前の今日が
色んな意味でピークを迎える。




だから楽屋では、
みんなお疲れモードで
口数も少なく本番までは
寝ていたりマッサージを受けたりして
少しでも身体を良い状態へと
もって行こうとしている。



宮田だけは、相変わらず
寝る事もマッサージもする事もなく
特典映像かなんかに協力している。




彼奴、ドリボもやってるのにタフだな……
何気にうちのメンバーで1番タフで
疲れ知らずなのは、宮田だと思っている。




直ぐに足がパンパンとか疲れたと言う割に
裏じゃ誰よりも動いていたり
カメラが回っていなくても
何時もニコニコしているのは、普通に凄い。




そんなお疲れモード中でも
公演の時間が迫ってくれば
みんな顔が変わり、
一気に楽屋のムードもコンサート仕様に
変化をしていく。




そして、
次々に準備をして楽屋を出て行き
何時ものように俺と藤ヶ谷だけが
最後まで楽屋で準備をしていて
何となく、同じ位のタイミングで
楽屋を出る。




特に意識をしている訳でも
合わせている訳でもないのに
どの公演でも
大体、最後になり同じ位のタイミングで
楽屋を出るんだよな〜〜




その間に、
何かを話したりをする訳じゃないけれど
気まづいと思った事は無い。




寧ろ、良い緊張感が保てるから
俺は、結構好きな時間だったりする。




さて、
公演まで後5分何時ものように円陣を
組みますか。




「東京、3日目〜〜。」




宮田の掛け声から始まり




「お疲れ様でした〜〜。」




一連の宮田弄りの流れも終わって
リラックスしてから
会場では、
オープニングの映像が流れ始めたと同時に
俺たちは、フライングの準備へと入り




5・4・3・2・1




バックステージから飛び出して
溢れんばかりの歓声と共にファンの皆さんに
迎え入れられ1曲目がSTARTする。




会場がよく見渡せる高さまで一気に上がり
今日もペンライトの光が会場を埋め尽くし
物凄い綺麗に見えている。




1曲目が終わり
メインステージへと降り立ち




「イェイェイェイ〜〜お前ら声出せんのか？声出していけんのか？」




ファンの皆さんを煽って
会場の熱気を更に上げていく。




お誕生日公演にメンバーやファンの皆さん
そして、
藤ヶ谷が全てを取り仕切ったと聞いてから
東京公演は、テンションが上がりっぱなし。

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