めぁりぃのLIVEなレポ短編集

09 北 ページ26

藤ヶ谷の返しが嬉しくて
テンションが上がってしまって
つい……




「彼奴らギターハマっちゃってるよ〜〜みたいなね〜〜俺らさっきの千賀さんみたいにクルッと回るやつ出来ないからなぁ……。」





「んっふふふ、途中でわたくしやりますよ？」





「それ、無理でしょ〜〜。って事で、最後にしっぽりとやりますか。」




長めに話してしまったけれど
藤ヶ谷も乗ってくれるから
しっぽりと言いつつ内心は、ドキドキで
気分は、ノリノリ！




早いテンポになってしまわないように
何時も以上に気をつけて




もしかしたら、
披露するのは最後になるかもしれない
2人でギターを弾きながらの「証」を




今日だけは、ファンの皆さんの存在を忘れ
完全に2人の世界に入り込み
歌いながら酔いしれた。




はぁ〜〜もうすぐ終わってしまう。
最後にチラッとだけ見て
終わる合図をする
この大好きだったチラ見もこれで最後！




ジャンっ。




あぁぁ〜〜終わった！





でも、その終わった余韻に浸る間もなく
すぐ様もう１つの曲へと突入！




これだって去年のオーラスでは
最後だと思ってやっていたよな……
もしかしたら、
ギターもまた出来るかもしれない！




俺の密かな野望は、
藤ヶ谷とのユニット曲が増えたら
クリエでやったような2人だけのコンサートを
今度はアリーナでやる事！




勝手に10曲くらいあれば、
ツアーとまではいかなくてもイベント的になら
出来るんじゃないかと目論んでいる。




よぉ〜〜し、テンションよ上がれ！
んじゃ、しっぽりから絡みのダンス
しちゃいますか〜〜




需要があれば叶えられる筈！
それを信じて今日も
藤北ってやっぱり凄い！圧倒的！
って言われるように
この独特な2人の世界をファンの皆さんへと
お届けする。




2人が近付き少しでも触れれば
ドームが揺れる程の歓声が上がる。




そうそう、
もっともっと歓声をちょーだい！
そして、
もっともっとこの2人の世界に溺れて！




この歓声は、
俺の密かな野望を叶えてくれる力を
持っているんだよね。




皆さんの歓声に包まれながら
藤ヶ谷と楽しい時間を過ごせて
本当に最高〜〜




始まる前は、
2人でのユニット曲も最後だと思うと
寂しい気持ちもしたけれど
やりきった今は、達成感しかない！




来年もまた、2人で何かが出来る
そんな予感をさせる最後で
俺を次のステージへと導いてくれていた。




ここまで来たら残り数曲、
ラストスパートだ！

10 北→←08 北

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す