宮玉の交換日記

16 玉 ページ16

うっはあぁぁ〜〜



頭がぁ〜〜何時もに増して
ふわぁんふわぁん&クラクラする〜〜




身体がダルい……起きるの面倒……
今日って仕事何時だっけ？
あっ、夜だけだ




じゃぁ、まだ寝れる〜〜んふふふぅ〜〜





ゴロン




フニュっバンっ




っ痛っっ〜〜





ベッドの上を何時ものように
ゴロン、ゴロンしようかと思ったら
障害物にぶつかった……。






しかも、
フニュって顔に固くない物体が直撃した。
何だよ、もう〜〜





眠い目を無理やりこじ開けると…………




目の前には、白い物体が…………
しかも、これは人の背中？





その前に……
このベッド……俺のじゃねぇー




ふにゃふにゃ……はなゃはなゃ……
ゔぁ〜〜
あぁぁぁ〜〜




としくんとご飯〜〜〜〜




「あっあぁぁぁ〜〜。」




ビックっ、バァッっ




「どうした！タマ！」




俺の声に驚いて跳ね起きたのは、
俺がぶつかった障害物こと、としくんだった。




「あぁぁぁ〜〜。」




せっかくの、としくんとのご飯だったにぃ〜
お蕎麦を食べたところから
全然、記憶がない…………
なんて勿体無い事をしたんだよ〜〜〜〜
俺のバカちんぷい〜〜〜〜




「タマ？大丈夫？」





「もう〜〜〜〜〜〜。」





何度、叫んでも時間が巻き戻るはずもなく……
ションボリ…………




あっ、でも…………
ここってぇ〜〜俺のベッドじゃないなら……
としくんの家じゃん！
しかも、ぶつかったって事は
同じベッドで寝てたって事だ！




「うわぁあぁぁぁ〜〜〜〜。」




「タマ？さっきから、ずっと叫びっぱなしだけど……。」




こっこっこれは、
もしかして…………何かあった？
あったの？
それなら、益々勿体無いじゃん〜〜〜〜




「ぶぅ〜〜〜〜。」




「だから、タマ？どうしちゃったの？」




全く、気にしてなかったけれど
自分の姿を確認してみると…………
あぁぁ…………服を着てる…………
せっかく、同じベッドて寝てるのに〜〜
服を着ているよ…………。




「何でだよ〜〜〜〜もう〜〜〜〜。」





「タマちゃん？俺の声には、気付いてる？」




もう〜〜〜〜さっきから隣で煩いなぁ〜〜
俺は、ショックと深い悲しみで
それどころじゃないんだよ〜〜




「何で俺は、服を着ているんだよ？」




「えっ？いやっ、脱がしたら悪いかなって思って……。服を着て寝るの嫌だった？」




そうじゃないもん。
服を着ていたら、何にもないって事でしょ！
としくんのバカ！

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