宮玉の交換日記

15 玉 ページ15

何時も頭の中は、
ふわぁふわぁ〜プルンっプルンっ
なんだけれども




酔っているせいか
ふわぁんっふわぁんっふわぁんっ〜
プルプルプルンっプルプルプルンっ




ってな具合に何時も以上のふわぁプルが
頭の中を支配し
身体も宙に浮いてるかのようにふあっふあっ
で、
俗に言う完全なる酔っぱらいと
なっているみたい〜〜俺〜〜




「タマ、大丈夫？お箸もちゃんと持ててないし、お水貰う？飲み過ぎた？」





「らいじょぶ〜〜お水いらない〜〜お話？おはらし？ちんぷんかんぷん〜〜。」



としくんは、心配そうにしてるけれど
全然、大丈夫〜〜
だって今、スンゲー気分いいもん〜〜



「うん、かなり酔ってるね。」




「としく〜〜ん。お蕎麦は？」




「もう少しで、来るから待ってて。あっタマ！ビールが……垂れてる。」




「じゃあ〜〜拭いて〜〜。」




顔をとしくんの方へと突き出すと
おしぼりでお口の周りを拭き拭きしてくれる。



ふわぁ〜ん、幸せ〜〜



何だか、
大胆な事をしちゃってる気もするけれど
楽しいし〜〜酔ってるし〜〜




まぁ〜〜いっか。




そして、
鴨そばが運ばれて来て
食べようとするけれど……




お口にお蕎麦がやって来ない……




何で？何で？お蕎麦食べたいの〜〜




「としく〜〜ん。お蕎麦食べたいの〜〜お蕎麦がお口に来ない〜〜。」




「ちゃんとつかめてないからね……。」




「じゃあ〜〜あ〜〜〜ん。食べさせて〜〜。」




口をパクパクさせながら、としくんの方へと
また、顔を突き出した。




「あ〜〜んっとか、いっ良いの？そのパクパクしてる姿可愛いな〜ひな鳥みたいで。はいっ、タマ〜お蕎麦だよ〜〜。」




かなりの大胆な行動に出たような
気がしたけれど
すんなりと受け入れてくれてるとこをみると
そうでもない？
酔ってるせいで、判断が鈍る〜〜




あ〜〜ん、パクっ




ツルツル、ツルツル




ゴックンっ。




「はあぁぁ〜美味しい〜〜。」




「まだ、食べる？はいっ、あ〜〜ん。」




ようやく、
お蕎麦を口にして満足していたのに
としくんは次から次へと
お蕎麦を食べさせてくれるから
大満足へと変わり
俺の表情は、
きっとニコニコ&ニンマリとしている筈。




良い気分だな〜〜
楽しいな〜〜
ふわぁふわぁ〜プルンっプルンっだな〜〜




「としく〜〜ん。お酒ない〜頼んで？」





「もう止めた方が……。」




「やだよ〜だ。もっと酔っちゃうんだもん。」




気付けば記憶を飛ばしていた。

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