宮玉の交換日記

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咄嗟の返答に
としくんは、大爆笑している
何が楽しいのがわからないけれど
笑ってくれてるなら
いいっか〜




「タマって、普通の顔して時々、凄い爆弾ぶち込んで来るよね〜あぁ、笑った。でっ、何が食べたい？」




凄い爆弾？ぶち込む？
なんの事やら
チンプンカンプン〜〜？わからな〜〜い。




それより、
メニュー、メニュー。




何でもいいんだけどな〜〜
優柔不断のとしくんには、
決めれないから、メニューを決めるのが
俺の唯一の仕事であり役目なんだよね〜〜




うん、うん、ふむ、ふむ。




う〜〜ん、やっぱり肉だな。




「鴨肉のこのガッツリしたやつと、豆腐サラダと、湯葉のやつと、天ぷら盛り〜〆は、鴨汁そばだな！」




おっし！
本日の仕事も役目も終了〜〜
これで、
後はとしくんとの楽しい宴を堪能するだけ。




「鴨祭りだね。いいね〜プラスでビールも一緒に注文しておくよ。」




そう言うと
何も言わなくても部屋に設置されている電話で
注文を済ましてくれる
こんなところは、スマートかつスムーズに
こなす、としくん。




ちょっとだけ、紳士な一面が実はある。




これこれ、この紳士なとしくんこそが
キュンキュンなポイント〜〜




そして、
たわいもない会話を繰り広げていると
直ぐにキンキンに冷えた
ビールがおしとやかに運ばれて来る。




美味そう〜
そんでもって、今日は飲んじゃえ〜




「では、久しぶりのご飯に乾杯〜〜。」





「乾杯〜〜。」





チンっ




ビール高らかと持ち、ニコニコの笑顔で
乾杯の合図を送って来た



でも、
俺と来たら…………




それに乗っかりたい癖に
思いっきり普通のテンションで
返して、グラスを合わせるだけ…………





全然、素直になれない……。





もう〜〜
これは素面だから、いけないんだ…………




グビグビ、グビグビ




プッハァ〜〜





グビグビ、グビグビ




「おっ、ちょ、ちょっとタマ大丈夫？空きっ腹にそんなにビールを流し込んで……。」





「大丈夫〜。今日は飲むんだもん〜。」




まだ、酔ってもいないのに
何だかイイ調子だ。
普段なら、
煩せーとか言っているところなのに
可愛い返しが出来ちゃった〜〜。




そうして気分を良くした俺は、
料理が運ばれて来てからも
かなりのピッチでビールを空けていき




「みやや〜みぃ〜〜や？ゔ〜〜ん、違う。としくん〜〜お蕎麦は？まだ？」




何だか、スゲー事を言ってる？俺？
酔ってる？

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