北山んとこのお風呂が壊れました。

44 藤 ページ44

北山ポリスメンに
繋がれた手
しかも、恋人繋ぎ〜〜〜〜
ポリスメンわかってるぅ〜〜〜〜




その手が温かい〜〜〜〜〜〜。




ガッチリ握られた手
言わば手錠を掛けられた状態。




心臓は、ドキドキ
でも、手の温もりが心地よくて安心する。
寝れそうだ。





って思ったけど…………………………。





時々、ギュってされるのが
たまんない〜〜〜〜〜〜〜〜
そして、絡め合ってる指が勝手に〜〜〜〜
イチャイチャし始める〜〜〜〜



サワサワっ



サワサワっ



はいっ、身体中の神経達よ
集合〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
俺の全神経が左手に集まってくる。




やっぱり、寝れません〜〜〜〜〜〜。





ポリスメンに掛けられた手錠が
俺の本能を駆り立てて来ます〜〜〜〜
もはや、
北山ポリスメンも共犯です〜〜〜〜




暗闇にだいぶ慣れた目。
ポリスメンの顔が
こっちを向いてるのがわかる。




俺の妄想や想像じゃなければ
多分、微笑んでる。




手を引っ張ってみようかなぁ〜〜
こっちに引き寄せちゃう？
うぅ〜〜ん、また説教されちゃうかな……。



ゴロンっ



ゴロンっ



俺が悩んでる最中に
ポリスメンの方から近付いて来た。
きゃー
なんだよ〜〜〜〜ポリスメン〜〜〜〜




っと一緒にタマも…………………………
寝返りをうってきやがった。




「すぅ〜〜すぅ〜〜」



「すぅ〜〜すぅ〜〜」




二重奏を奏でている寝息。




これは、完全に2人共寝ているやつだ。
ただの寝返り。




さっきの指先のイチャイチャは、
無意識……………………………………。
あんた、流石だよ。





寝ていながらも、
しっかり、ガッチリ、きっちりと
俺の北山LOVEなハートを鷲掴み。




仕方ないかぁ…………………………。




でも、せっかく近くに来たから
北山〜〜〜〜おやすみ〜〜〜〜〜〜
夢にも出てきて
出来る事なら北山の夢に入り込みたい〜〜〜




チュっ





プルプルの唇におやすみのKissをして
寝る事にした。



・
・
・
・
・
・
・



ポリスメンの頭を撫でながら、
いつの間にか眠ってたみたいだ。




しかし、なんだろう寝ていても感じる
物凄いこの圧は



まだ、眠い目をうっすら開けてみると




これはっ…………………………
見た事のある光景
重なるだ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜




方向さえ違うけど
デジャブ〜〜〜〜〜〜〜〜




俺は、北山の方を向き
北山が俺を抱き枕にし
更にタマが北山を抱き枕にしている。




まさかの再びの風呂サー〜〜

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