北山んとこのお風呂が壊れました。

42 藤 ページ42

とりあえず
北山と俺の間には隙間がある。



うん、良しっ大丈夫だ。



T「…………2人共まだ、起きてたの？ガヤ〜お水ちょーだい。」



お前が起きて来なきゃ
もう少しどころか、もっと起きてたっつーの。
ったく〜〜〜〜もう〜〜〜〜



F「はいっ。タマ、お水〜〜。寝ぼけてこぼすなよ〜。」



っはっ！
そんなつもりは、全くなかったのに
習慣って怖い〜〜〜〜
身体が勝手に水を取りに行き
いつものクセでお兄ちゃんぶってしまった。



T「ありがとう〜〜溢れたら、ガヤかミツに拭いてもらうから大丈夫〜〜〜〜。」



おっ、これは
少し寝て色々と目が覚めた感じか？
良し、よし、
いい傾向だぞっタマ〜〜〜〜
その調子でバッチリ、パッチリと
目を覚ましちゃってくれたまえ。



K「お前〜〜言ってる側から、溢れてんぞっ。ほらぁ〜〜しっかりしろ。」



T「えぇ〜〜ミツ〜〜拭いて〜〜。」



甘えん坊タマを発動してきやがった。



北山が、
タマの奥地をいやっお口を拭き拭きしてる。



うぅ〜〜ん。



これは、これで
嫉妬に値するよなぁ〜〜



もう少しで、LOVE・LOVEタイムに
突入な感じだったのに〜〜〜〜



あぁぁぁ……………………
でも、どちらにせよタマが居るから
今日は、あれが限界だったかも？



でもなぁ〜〜
イチャイチャ触れ合いタイムは
出来たよなぁ〜〜



T「…………ふあぁぁ〜〜。もう寝ようよ〜〜2人共〜〜ガヤのベッド大きいから3人でも寝れるでしょう〜〜〜〜ねぇ〜〜ねぇ〜〜。」



3人かぁ……………………………………。



わかっていた事だけど、
いざ直面すると
ガッカリ度が
ダメージが半端ない。



床に寝転んで、手足をバタバタさせ
ヤダ〜〜ヤダ〜〜ってやる
子供の気持ちがわかるくらい
駄々をこねたい気持ちで一杯だ。



でも、俺もいい大人だし〜〜〜〜
そこは我慢しておく。



LOVE太輔の出番少なかったなぁ〜〜
残念………………。



K「うん、わかった、わかった。じゃあ3人で寝よう。いいだろ、藤ヶ谷？」



えっ、あぁぁ仕方ない。



F「うん、じゃあ3人で寝ようか〜。」



本当に仕方ない。



渋々、仕方なく
心の中じゃ、脱力で項垂れまくりながら
ベッドに向かう。


タマ・北山・俺


の並びでベッドに横になる。



「おやすみ〜〜。」



電気を消し真っ暗にし目を瞑る。
夢の世界へとって寝れねぇーよ。



横に北山が居るのに無理〜〜〜〜〜



はぁぁ〜〜どうしよう？
心臓がバクバクで全く寝れません。

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